グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

子ども手当の支給開始に思う

2010年06月01日 | 日記
今日から子ども手当ての支給が開始された。
対象児童は1735万人強、支給総額2.2兆円超と大変な規模である。
支給世帯にとっては福音だが本当に子育て支援に回っていくのだろうか。
マクロミル調査によれば65%の家庭が「貯蓄する」と回答しており嬉しさと戸惑いが同居しているようである。
残念ながら子ども手当てを支給されれば自動的に保育所整備が進むわけではない。
また育児休暇取得環境がこれで大きく改善されるとも思えない。
さらに不妊治療にはビックリするほど高額の費用がかかるものと聞いている。
政府関係者には手当て支給を仮にもゴールと考えるのでなく現実に子育ての障害になっている個別の事象について従来以上に精力的に取組んでいただきたい。
その財源が心配だが国民に説明がつけば手当支給の見直しも許されるのではないか。
それにしても選挙目当てのスタンドプレイは勘弁してもらいたい。