グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「たかが支持率されど支持率」

2010年06月08日 | 日記
菅新体制の布陣が明らかになった。
今回の人事における前幹事長との距離感が奏功したのかその後の世論調査で新内閣の支持率は60%超に跳ね上がり民主党とりわけ夏の参院選対象議員に対して大きな朗報となった。
言うまでもなく小選挙区制の下ではたとえサンプル調査であってもこの支持率は大きな意味を持つ。
まさに「たかが支持率されど支持率」である。
しかしながら新内閣にとってこの支持率を維持するのはそれほど容易ではないだろう。
新首相は先ごろ「首相、幹事長の同時辞任で2つの懸案(政治とカネ、普天間移設)が取り除かれた」旨の発言しているがこれは早計である。
いずれもまだ大変な力仕事を残しており処理方法によっては一気に転落する可能性もある。
今の支持率を単なるご祝儀に終わらせないためには相当の覚悟が要ると思う。