グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

気になる連立政権の行方

2010年06月11日 | 日記
新内閣3日目のホットイシューは会期問題であった。
望外の支持率を得て最速で参院選を迎えたい民主党と何が何でも今会期中に郵政改革法案を成立させたい国民新党の間で白熱した調整がなされたが結果は一先ず民主党が押し切ったようだ。
これで郵政改革法案の成立は先送り、政界は一気に参院選モードに突入の気配だが問題はその後である。
仮定の話だがもし民主党が単独過半数をとれば連立の必要性はなくなり今までゴリ押し気味で進んできた郵政改革法案の行方も流動的になる。
一方で参院選の結果次第では民主党内部で前幹事長グループが決起行動を起こすことも予想される。
ということで今回の動きは現連立体制にとって大きな転換点になろう。
それにしても野党第一党たる自民党のだらしなさ、無力ぶりはどうしたことか。
民主党のアラ探しだけでは政権奪回はあり得ないことを肝に銘じたい。