グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「マイナンバー法案」の閣議決定に思う

2012年02月15日 | 日記
昨日政府は個人一人ひとりの納税情報、社会保障情報を管理するための個人情報識別法案(通称マイナンバー法案)を閣議決定した。
ようやくというか、むしろ遅きに失した感じだ。
先進諸国でこれに類する制度がないのは日本だけではないだろうか。
米国などではSSN(Social Security Number)がないと銀行口座の開設から住宅・自動車の購入までままならないと聞く。
収入、納税のガラス張りは社会における公平性確保のための絶対条件だしそのために国民共通番号制は必須のインフラではないかと思う。
今考えられている制度がフロー情報だけに偏しストック情報(保有資産)が欠落しているのはたしかに問題だがこれから改善していったらいい。
これからスムーズに法制化が進むことを願うばかりだ。
それにしても以前お騒ぎして割振られた「住基番号」は一体どこへ行ってしまったのだろうか。