グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党内の執行部批判噴出に思う

2012年02月17日 | 日記
与党・民主党の内紛ムードが野党第1党である自民党に伝染している。
派閥領袖クラスの総裁や幹事長などへのクレームが公然と出てくるようでは当面政党支持率の上昇は望めないだろう。
いや、支持率が低迷しているから執行部批判が噴出してくるのか、・・・因果関係は不明だが。
あるいはもうスパイラル状態か。
いずれにしてもこんなことでは「解散・総選挙」を声高に叫んでも大勝などはおぼつかない。
自民党はあらためて自党の政策パッケージを整理し、協議拒否ではなくむしろ積極的にアピールしていくべきだ。
ねじれ状態の現在は逆に与党に自党案を丸呑みさせるいいチャンスなのだ。
野党の役割は与党の足を引っ張ることではない。
自民党執行部は今一度自党の姿を客観的に捉えて「発信力不足」「リーダーシップ不在」との(所属議員、党員、国民の)声に真摯に応えて欲しい。
さもなくば党の明日はないだろう。
(追伸)
文藝春秋最近号に某選挙プランナーによる総選挙結果シミュレーション記事が掲載されている。
民主党の議席半減は同感だが自民党の議席倍増は理解しづらい。
状況は刻々変化しているので過信は禁物だ。