かって「油断」「団塊の世代」などで社会の未来像を提示してきた堺屋太一氏による「平成三十年」を紐解いてみた。
本作品は今から15年ほど前にタイトルにあるように平成30年前後を舞台にして書かれた近未来小説であるがその時点が近づいてきて氏の予測能力をあらためて確認したくなったからだ。
今大騒ぎになっている消費税は本作の中ではすでに12%になっておりさらに20%案が検討されている。
これを読むと未だに消費税率が5%に留まっていること自体不思議なくらいである。(笑)
少子高齢化の進行や生涯未婚率の上昇は予測通りなのだが・・・。
驚いたのが物価水準だ。
本作の中でインフレは着実に進行、主人公である43歳の若手官僚の年収は2000万円だが昔の相場だと800万円ほど・・・との説明がある。
パートでも年収300万までは免税というからまさに現世とは別世界だ。
一体どうしてこんなデフレ社会になってしまったのか。
嗚呼、・・・。
本作品は今から15年ほど前にタイトルにあるように平成30年前後を舞台にして書かれた近未来小説であるがその時点が近づいてきて氏の予測能力をあらためて確認したくなったからだ。
今大騒ぎになっている消費税は本作の中ではすでに12%になっておりさらに20%案が検討されている。
これを読むと未だに消費税率が5%に留まっていること自体不思議なくらいである。(笑)
少子高齢化の進行や生涯未婚率の上昇は予測通りなのだが・・・。
驚いたのが物価水準だ。
本作の中でインフレは着実に進行、主人公である43歳の若手官僚の年収は2000万円だが昔の相場だと800万円ほど・・・との説明がある。
パートでも年収300万までは免税というからまさに現世とは別世界だ。
一体どうしてこんなデフレ社会になってしまったのか。
嗚呼、・・・。