大韓航空副社長が航空保安法違反の疑いで逮捕とかいうニュースが世間を騒がしている。
たしかに航空安全の一角を担うチーフパーサーを降機させ代替者不在のまま離陸させたことは大いに問題あるのだが逮捕に至るというのは若干違和感を感じる。
騒動のきっかけは例のナッツを袋のまま提供したことだがファーストクラス接客マニュアルでは小皿に開けて客に勧めることになっていたようだ。
マネジメントの一環で然るべき立場の管理者がルール違反を指摘するのは当然だしどんな世界でも程度の差こそあれ叱責もありうる。
当便は一連のトラブルで約10分の到着遅れになったようだがこれだって航空業界では許容範囲内だ。
もしチーフパーサーを交代させ搭乗させていたらお咎めなしだったか・・・。
この騒動には国民感情が相当影響しているように思えてならない。
財閥支配、富の集中と航空保安法違反は別問題だろう。