横綱白鵬が千秋楽を待たずして早々に通算33回目の幕内優勝を決めた。
このところ白鵬の心・技・体の充実は素晴らしい。
北の湖理事長は「40回(優勝)を目標に頑張ってほしい」と評していたがまだまだ優勝回数は積み上げられそうだ。
ただふと思ったのは白鵬が強いということは裏返せば彼以外の力士が弱いということになるのではないかということだ。
おりしも次代のホープと目され人気者でもある逸ノ城、遠藤の今場所負け越しが決まった。
正直に言ってこんなコントラストはあまり見たくない。
白鵬の連覇もいいが若者の元気な姿も見たい。
力士当人の課題でもあるが親方など指導者の課題でもある。
関係者は是非とも発奮してもらいたいものだ。
話は脱線するが外国人力士の日本語マスター度は例外なく高い。
ヒーロー・インタビューに通訳がつくなど聞いたこともなければ見たこともない。
やっぱり部屋に住み込んで100%日本社会に溶け込んだ生活を送っているためか・・・。
引退後日本に帰化する御仁も多いようだが大相撲は今や国際化が最も進んだ世界である。