中国がようやく「一人っ子政策」からの決別を果たした。
いくら人口爆発を抑えるためとはいえあれだけの厳罰を持って規制するなど人間の権利を踏みにじるといってもいいくらいなのだがそこが中国の中国たる所以なのだ。
それにしても夫婦2人で一人の再生産(この言い方は不謹慎かな?)では長い目で見て人口は半減、歪な人口構成は後々大きな社会問題につながっていくだろう。
しかし我が日本だって出生率が1.3辺りをうろうろしているようではとても安閑としてる場合ではない。
中国は今回の法的措置で堰を切ったように出生率が急上昇するかも知れないが我が国はこのところ長きにわたり少子化対策を打ってきてそれでいてこの状況なのだから反って性質が悪いのかもしれない。
少子化社会からの脱却レースは中国が巻き返すのか、それとも日本の(決める)政治が成果をもたらすのか、5年後にはおおよその結果が出る。