先日野暮用があって久しぶりに横浜のみなとみらい21地区を歩いてみた。
当地区はもともと三菱重工の横浜造船所があった地に一部埋立てを加えた再開発エリアなのだがその後民間企業やコンベンション施設、高層住宅などの集積が進んでいるのでプロジェクトとしては成功した部類に入るだろう。
ところが先日行った時にふと奇妙な光景が目に入った。
とある区画にあったはずの建物がないのである。
その建物とはシネコンが入っていて過去何回か映画を楽しませてもらったのがその場所がすっかり更地になっていた。
それにしてもあるべきものがないのはちょっと寂しい。
まだまだ発展途上の「みなとみらい」でもう撤退事業者がいるとは思わなかった。
果たして投資額の回収は済んでいたのだろうか。
あるいは当初からのビジネスプラン通りだったのか。
みなとみらい地区にはほかに2つのシネコンがある。
熾烈な企業間競争の結果なのかもしれない。
そうそう、近くの別の区画では建設工事が始まっていた。
何かと話題の杭打ちも行われていたがさすがにもうデータ偽装はないだろうね。(笑)
この辺りはついこの前まで海面だったのだからね・・・。
更地や工事現場を前にして色んな思いが脳裏をよぎったことだった。