東芝、富士通、VAIO(旧ソニー)の3社が事業統合を検討していることが明らかになった。
3社が統合することにより国内シェアは30%超となって首位に浮上することになるが如何せんパソコン市場全体が縮小傾向にある中では後向き戦略の印象を拭いきれない。
パソコンよりも後発でパソコンのマーケットを浸食したと言われるスマートフォンですら事業の集約が進んでいるのだからやはり遅きに失したと言えよう。
ともあれ過ぎた日々は戻ってこない。
パソコン事業者の残された道は「グローバル市場をどう捉えるか」だろう。
残念ながらパソコンが今のまま途上国で受け入れられるとは考えにくい。
仮に3社統合が実現したとしても落ち着く暇もなくデルやHPなどと更なる統合交渉をしなくてはいけないかもしれない。
イバラの道はまだまだ続く・・・それがビジネスの宿命だ。