先日新聞各紙がメキシコの麻薬王ホアキン・グスマンの脱獄劇を報じていた。
何と彼は刑務所の独房から地下道を通って脱獄したという。
とても日本では考えられない破天荒などこか憎めない方法だから思わず笑ってしまった。
一体誰がどんな方法で、どれくらいの期間で秘密裏に1.数キロものトンネルを掘削したのか。
まさかグスマン自身が手を下した訳ではあるまい。
その後グスマン容疑者は警察関係者によって拘束されたようだから官憲のメンツは保たれたが再発防止策などの対策について続報はない。
グスマンは過去にも脱獄した前科を持っている。
また服役中も何不自由ない生活を送っていたという。
逃げる方も捕える方もどこかノンビリ・ムードが漂う。
国民性の違いと言ってしまえばそれまでなのだが何とおおらかなことか。
どこか羨ましい気もするのである。