グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ヤマト運輸の労働環境改善に思う

2017年03月05日 | 日記
ヤマト運輸が配送現場の労働環境改善に本腰を入れるとのことだ。
再配達の急増でドライバーのサービス残業が定常化していたようで先ずは残業手当未払い分の精算が手始めだ。
タイムカード記録と自己申告データとの突き合わせも膨大な件数を考えると結構大変かもしれない。
何分配送業務は相手あってのことゆえ各ドライバーが勤務時間内に担当業務をスムーズに終わらせることが困難なケースも多いし、場合によっては集荷作業に多くの時間を割かれることも多い。
地域の特性(荷主・配送先の分布や道路事情などを含む)や季節性に応じたきめ細かな給与体系も重要になろう。
詰まるところ配送業務の生産性向上は難しいテーマだが今や社会の重要インフラだからITなども駆使して果敢に挑戦してほしいと思う。
最後には顧客たる荷主との価格やサービス水準などについての交渉事が残る。
時として思うのだが今ネット通販の購買者は低額商品についても送料無料の恩恵を受けていることが多い。
EC事業者間の競争の産物なのかもしれないがこの辺りは各事業者が見直してもよさそうだ。
見直さなくても済むのであればそれに越したことはないのだが・・・。(笑)