グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

官製春闘の不発に思う

2017年03月16日 | 日記
官房長官は「官製春闘」という呼び名はあまりお気に召さないようだが、現内閣にはほかにも「官製低金利」や「官製法解釈」など官製製品がいくらでもあるのでそんなに目くじらを立てることでもないだろう、いやだからこそなのか・・・。(笑)
呼び名はともかくとして昨日行われた2017春闘の一斉回答は過去4年の中で最も低い水準になるという。
首相は産業界に対し「少なくとも前年並みの賃上げを」と事前に要請していたが残念ながら不発に終わってしまった。
昨年、一昨年の賃上げがあっても結局思ったほどの消費景気には結びつかなかった。
今年の春闘回答がこの程度であれば「アベノミクスは道半ば」という耳タコのセリフをこれからも聞かされることになりそうだ。
それにしても消費増税3度目の延期などということは許されないだろう。
かといって今増税できる下地作りができているかというと・・・・?
首相はどう折り合いをつけるのか、ちょっと気になるねぇ。