グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

百条委員会の石原元都知事包囲網に思う

2017年03月12日 | 日記
昨日から東京都議会の豊洲問題に関する百条委員会が始まったが証人の1人として証言台に立った福永副知事(当時)は「石原都知事が就任時にはまだ豊洲移転は既定方針ではなかった」と述べた。
これは石原元都知事が3日に行った記者会見での発言内容とは明らかに異なる。
同じく証言台に立った当時の市場長も移転の経緯について「私が石原都知事に(豊洲移転を)進言した」と述べた。
3日の記者会見の内容については前川知事本局長(当時)から事実誤認を指摘され元都知事は発言内容の訂正を余儀なくされた。
石原元都知事の証人喚問は20日に予定されているが客観的に言って情勢は極めて悪い。
本当に巻き返せるのだろうか。
記憶を辿って真実があればキチンと主張すればいいのだが責任回避を狙っただけの証言なら控えた方がいい。
先日もこのブログで触れたがまずは事実関係を正しく時系列的に整理することだ。
何しろ今度は記者会見ではなく「百条委員会」である。
記者会見の最後に漏らした「(視聴者は)割り切れないかもしないかも」というセリフはもう許されない。