グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

官房長官による「教育勅語」一部利用容認論に思う

2017年04月04日 | 日記
官房長官が昨日「教育勅語」に関連しその一部の利用について否定しない旨の発言を行っていたが「今なぜこの時に」との印象を禁じ得ない(答弁書の閣議決定を含め)。
たしか教育勅語は大日本帝国憲法とセットで戦後否定されたものと思っていたが、うーん・・・?
もし一部利用というのなら「夫婦相和し」「親孝行」などという当たり前の肯定部分ではなく「天皇制」など否定された個所こそを明確に限定すべきだと思うのだが・・・。
現在考えられている「教育勅語」の精神は前者よりも後者に主眼があると思うからである。
それに「教育勅語」といえば今や誰もが森友学園問題を連想してしまう。
官房長官の昨日の発言は森友学園問題の幕引きどころか逆に火に油を注ぐのではないかと余計なことを考えてしまう。(笑)
それともこれも首相に対する忖度??
「贔屓の引き倒し」という言葉があることもお忘れなきよう。