グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

遅々として進まぬ少子化対策に思う

2017年04月27日 | 日記
目立たない取上げ方だったが先日さる中学校の給食代百数十万円強が何者かに持ち去られたニュースがあった。
金品の窃盗はれっきとした犯罪だから然るべき手を打ち再発防止策を講じなければならないことは言うまでもないがもう1つ感じたことがあった。
少子化対策の一環で義務教育期間の授業料やそれに付随する給食費や制服代などが公費で賄われていればこんなトラブルはなくなるのだろう。
財源がいくら必要になるか詳細は把握していないのだが少なくとも今どこかで検討が始まっている大学授業料の減免策よりも優先すべきではないだろうか。
いやいや、中学校も高校も、大学も保護者の負担が減少すればそれに越したことはないのだが・・・。
いつも思うのだが我が国の少子化対策はどうなっているのだろう。
不妊治療対策から始まって待機児童対策、義務教育期間の教育費無償化などどれをとってもスピード感を欠く。
これでは出生率1.8など夢の夢だ。