富士重工業の社名変更に思う

自動車産業中堅の富士重工業が社名変更し㈱ＳＵＢＡＲＵに生まれ変わった。
同じ自動車産業の中でもトヨタや日産、ホンダなどは基本的に社名と商品ブランドが一致していた。
富士重工業も今回の社名変更でようやくブランドと同一化されることになった。
これでコミュニケーション効率は大きく向上していくのだろう。
それにしても商号がカタカナでもなくアルファベットとはいかにも斬新で今風である。（笑）　
話は変わるが富士重工業の前身は中島飛行機という航空機製造会社だった。
かってはゼロ戦という優秀な戦闘機を世に送り出した名門企業だったが今ではそんな歴史を連想する人も少なくなっているのではないだろうか。
富士重工業は空中から地上に降りて奮戦しているのである。
一方同業のホンダは地上それも最初は2輪車から出発しその後4輪車へ、そして今やＳＵＢＡＲＵとは逆に航空機分野に飛び出しビジネスジェット機を作るようになっている。
ＳＵＢＡＲＵはホンダの航空機製造をどのように感じているのだろうか、と思うことがある。
そうそう、今日の新聞が米国テスラの時価総額が何とＧＭやフォードのそれを超えたと報じている。
自動車産業も変化の激しい業界だねぇ。
ＳＵＢＡＲＵは今後どんな成長あるいは変貌を見せるのだろうか。