グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党の分裂はあるか

2019年06月16日 | 政治・経済・社会問題
今朝何気なく新聞を見ていたらある観測記事が目に留まった。
衆参同時選後の国会で国民民主党が次期首相候補として自民党の石破元幹事長を担ぐというものだった。
残念ながら国民民主党が立憲民主党と元の鞘に収まるというシナリオは描きにくい。
そんな折、自民党の中で不遇を託っている石破氏が比較的政策面で近いとされる国民民主党と手を組む可能性はなくはなかった。
ただ問題は国民民主党、自民党内の石破元幹事長支援グループ両者で都合何人参加しさらに今後の国政選挙でどれだけ上積みできるか、だろう。
それにしても自民党の現総裁一強体制は強固である。
異次元金融緩和がらみを除くとさしたる成果はないのに、である。
自民党が党是と掲げる憲法改正問題も6年経っていまだに発議のスケジュールすらない。
こんな状況では通常総裁の3選などあり得ないと思うのだが国選5連勝の威光なのだろうか、アッという間に実現してしまった。
対立候補をあえて潰してきたという見方もあるのだが。(笑)
総裁交代は自民党の分裂が先か、それとも党内の政権交代が先なのか、興味は尽きない。
残念ながら政権の賞味期限はとっくに切れているのだが・・・。