グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

JAL・ANA欧米路線の羽田移転に思う

2019年11月20日 | 経済
昨日の新聞が日系大手航空会社の羽田からの欧米向け発着便の大幅増加を伝えていた。
来年3月時点でJAL・ANAの欧米路線合計は羽田発が27前後、成田発が15前後になるという。
成田空港が生まれた40年ほど前にはこんな姿を誰がイメージしていただろうか。
当時は国際線は成田、国内線は羽田との役割分担していたはずなのだがいつの間にか変容してしまった。
当初から金浦(ソウル)便など短距離路線だけが例外的に運営されていたが今や長距離路線もなしくずし的に羽田を利用するようになった。
「自然の理」と言えばその通りなのだがたとえば韓国で仁川・金浦間で同じことが起きているのかと言えばそんなことはない。
成田空港のアクセスに問題があるのであればそちらを改善すべきではないのかと思ってしまう。
羽田空港の国際便増便はどこかで東京の一極集中続行とダブってしまうのである。