グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

在任期間最長を更新した首相の今後に思う

2019年11月21日 | 政治
首相が通算在任日数で歴代最長を更新したとのことだ。
本来ならもっと慶んでいいはずなのだが首相を含め周辺はどことなくうかない様子である。
というのも首相は今自らが主催した「桜を見る会」で私物化疑惑の真っただ中にあり政権の大ピンチなのである。
それにしても昨今の首相の答弁修正はひどすぎる。
あれでは「嘘つき」呼ばわりされても致し方ないだろう。
もっとひどいのは自民党の自浄能力の欠如である。
昔の自民党であれば政権がここまで腐敗する前に政権交代作用が起きたはずなのだが長らく一強体制が続いたため党内政権交代メカニズムが機能しなくなってしまった。
派閥の領袖クラスも大半が首相に取り込まれてしまっているし、過去の首相経験者も自身が政権を投げ出してしまったりあるいは党から離れてしまったり、でどうにも修正が利かない。
急場しのぎになるが衆院議長経験者が一時的に国政を与る・・・、なんてことも夢想したりする今日この頃である。