東京五輪組織委員会会長の女性蔑視発言が波紋を広げている。
先日も発言者当人が謝罪・発言内容撤回の記者会見を行ったところだがどうやら騒動の火に油を注いでしまったようだ。
首相も与党幹事長も、そしてIOC も本人が謝罪・発言撤回を行っていることを盾に騒動の終息を図っているところだが会長辞任の要求ムーブメントは国内はおろか広く海外にまで伝播してしまっている。
このまま時間が経てば沈静化するとみるのは難しそうだ。
来る12日に開催される五輪組織委員会の臨時会合ではどんな展開があるのだろうか。
聞くところによると委員会ナンバー2の事務総長は一旦は辞意を仄めかした会長に対し敢えて慰留・翻意を勧めたというから会長人事に関する内部からの動議はないだろう。
カギを握るのは誰だろう。
五輪に直接関わるアスリート団体かな? それともボランティアを含めた世論? 五輪開催を金銭面で支えるスポンサー? 海外からの圧力も無視できないねぇ・・・。
いずれにせよこんなゴタゴタが長引くようでは東京五輪はますます遠のく・・・。