五輪組織委の森会長が臨時会合の席で会長の辞意を表明していた。
森会長が事前に本人の同意を取り付けたという川淵会長案は白紙に戻ったようだから後継体制はまだまだ紆余曲折があるのかもしれない。
政界などから翻弄される川淵評議会委員には本当に同情してしまうねぇ。(笑)
どなたが後任者に選ばれるのかは知る由もないがいずれにせよ最初の仕事は7月に予定通り開催するか否かの意思決定になるだろう。
組織委の本格的な活動は7,8年前の東京五輪誘致成功のニュースから始まったものと思うがあの時の事務方の狂喜乱舞ぶりには本当に驚いたものだった。
時は流れ東京の次の開催地を決める段になっていつの間にか立候補する都市がなくなっていた。
結局2回先まで既開催都市に開催を押し付けるような形になってしまったのだが翻ってあの大喜びは何だったのか、と思う。
やっぱり五輪開催は発展途上都市の開催が望ましい。
東京でも1964年の開催は十分意味があったのが今さら東京で開催してどんな効果があるのだろうか。
加えて今回はコロナ禍という未曽有の状況下のある。
東京大会の開催是非問題は誰がやっても難しい。