グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ガンバレ、B級グルメ

2010年05月09日 | 日記
今B級グルメが熱い。
全国大会もあるが県レベルでも各地でコンテストが行われておりそれぞれ結構な人気である。
その結果としてユニークで比較的安価な地域メニューが続々誕生している。
一昔前、大分県の「一村一品運動」が村おこしの成功例として話題になったことがあるがこのB級グルメも地域おこしのポテンシャルを十分有している。
なかには「富士宮やきそば」のようにすでに高い知名度を得て確固たる地位を確立したものもあるが新参フードもぜひ頑張って全国区として大きく育ててほしいものである。
ちなみに筆者が今関心を持っているB級グルメは静岡おでんと行田ゼリーフライである。
現地に行く機会があればもちろんだがもし近場で賞味できることがあれば是非トライしたいと考えている。

ネットショッピング雑感(その2)

2010年05月08日 | 日記
昨日はネットショッピングの光の部分について記したが今日は影の部分について触れてみたい。
その一つはなんといってもサイバーセキュリティに関するものである。
多くの事業者は安全保持に真摯に取り組んでいるが所詮人間が関わることであるからリスクは皆無ではない。
しかしながらクレジットカード不正使用については請求明細をキチンとチェックすることで大半の被害は防止できるハズである。
(筆者も30数年の利用歴の中で1度だけ不正請求を受けたがカード会社との交渉で事なきを得た。)
問題はプライバシー情報の漏洩であろう。
いうまでもなく一度漏洩した情報は永久に回収できない。
購入したことが他人に知られてまずいような商品のネットでの購入は避けたほうが賢明である。
あと一つは取引詐欺に関するものである。
取引相手が事業者の場合は特定商取引法の適用を受け消費者には一定の保護があるがネットオークションにおける個人間取引は法規制が困難である。
第三者預託制度などである程度保険をかけることは可能であるが費用がかかるため余り普及していない。
結局個人間取引は常に取引リスクを覚悟しながら自衛するということだろう。
特に海外との取引はどれだけ注意してもし過ぎることはない。
今日はネット購入に水をさすような話ばかりになったがもちろんメリットの方が大きく確かである。
リスクを認識しつつメリットを最大限に享受したいものである。




ネットショッピング雑感

2010年05月07日 | 日記
いよいよ街の旅行代理店実店舗が減っていくようだ。
インターネット販売へのシフトがその背景にあるがこの傾向は何も旅行業界に限った話ではない。
今後あらゆる業種で販売チャネルのネット化が進むだろうがこの傾向は消費者の利便性も高めていくことになろう。
商品の配送については短納期化が進み条件次第では即日配送も実現されている。
(配送費用については無料となるケースが増えている。)
商品価格についてはネット限定商品の設定やポイント制度などにより実店舗より実質的に安く購入できる仕組みが普及しつつある。
また高額商品については価格比較サイトの活用により買い回りコストを節約することも可能である。
予約商品については当然のことながらネットにより一早く予約を確定できるのでそのメリットも大きい。
なにやらいいことづくめのようだが心配な点もある。
光と影のうち影の面についてはまた後日・・・。








30本目の投稿です。

2010年05月05日 | 日記
3月下旬に本ブログを開設して以来今回の投稿が丁度30本目になった。
日本をよりよい社会にしたいとの思いの中で日ごろ感じたままを論説風、日記風に書きなぐってきたがなかなか意義深い1ヶ月余りであった。
(「1日1投稿」という自らに課した目標は結構キツかったが・・・。)
とにかくブログを始めてから寸暇を惜しんでいろいろ考えるようになった。
政治,経済から文化まで幅広いフィールドで自らの考えを整理したり振り返ることは悪くはない。
(昨今の政治の迷走(首相はこれを認めてはいないが)で政治家に対する注文が増えてしまったがこれは1国民の声ということで何分ご容赦いただきたい。)
前日のアクセス数やページビュー実績を見るのも面白い。
アクセス数は日によって随分変化が見られらが何がそうさせるのか?
アクセス数は同数でもページビューに倍半分の差があるがこれは・・・?
考え始めるとなかなか興味深い。
一番の心配は発言が一人よがりになっているのではないかということである。
この点については読者の方々から忌憚のないコメントをいただければ・・・と思料している。



普天間移設問題の行方

2010年05月04日 | 日記
本日鳩山首相の訪沖がようやく実現した。
首相の勇気には敬意を表するが果たしてその意義や成果はあったのだろうか。
知事、市長とのやりとり、住民集会における首相の対応を見聞きするにつけ痛々しさを感じ正直辛かった。
数日前のブログでこの訪沖は「投げ場」でしかないと勝手に決め付けてしまったが残念ながらますますその意を強くしている。
今首相がとるべき道はいたずらに時間を浪費することなく後継者にその解決を委ねるべきではないだろうか。
決して首相に私憤があるわけではない。
ただ今のままでは問題打開の道は見えてこない。
つまり一から出直すしかないのである。
それが日本にとっても民主党にとってもベストの策だと思う。






再び高速道路料金問題を考える。

2010年05月03日 | 日記
昨日に引き続き高速道路料金問題を考える。
世はまさにゴールデンウィーク(以下GWと略)ど真ん中、高速道路は満員御礼ならぬ満車御礼の様子である。
今年はGW突入直後より上下線とも関係なく各方面で慢性的に渋滞が発生しているようだがその背景には連続休暇を取りやすい暦以外に例の1000円を上限とする特別料金制度もあるのではないだろうか。
そもそも供給量が限定されるものは需要が多い時期には価格が上がるものである。
(確か成田エクスプレスの座席指定券も時期により料金に差があったと記憶している。)
それがこのたびはGWという超需要期にもかかわらず特別料金が適用されておりさらにそれをマスメディアが喧伝するというオマケがつく。
結果としてこの大規模渋滞は必然と言っていいだろう。
(程度問題ではあるが)果たして利用者は渋滞よりも低料金を望んでいるだろうか。
高速道路は高速で走行できてこそその便益に満足しその対価を支払うものである。
繰り返しになるが料金上限制度を需要ピーク時にも適用することは経済ルールにそぐわない。
現行案は修正すべきだと思うが如何であろうか。






高速道路料金制度に異議あり

2010年05月02日 | 日記
高速道路料金制度が揺れている。
与党幹事長の見直し案見直せ要求に国交相が首相を巻き込んでこれを突っぱね一先ず小康状態にあるが国会の審議如何では予断を許さない。
この料金制度についてはそもそも原案自体に問題があるのではないだろうか。
現行案では2000円上限制が柱になっているがこれは遠距離利用者が利する一方で近距離利用者は全く恩恵を受けないことになり公平性の観点、受益者負担の原則からみてどうかと思う。
やはりここは走行距離に応じた料金制を基本にしつつ新たに必要になる道路建設・維持コストを勘案して減額幅を決めることが合理的だと思うがいかがであろうか。
与党の当該委員会や国交省の関係者はいろんなタイプの利用者(平日・休日、利用距離、自家用・事業用、など)や渋滞状況の動向、加えて高速バス、フェリーなど他の運輸事業者の経営にも十分配慮しバランスの取れた料金体系を構築していただきたいものである。
仮にも料金制度を政党の人気取りや選挙対策の道具にしてはならない。




今「時代小説ブーム」を考える

2010年05月01日 | 日記
最近立続きにいくつかの月刊誌で時代小説特集を目にした。
いずれも時代小説の魅力を論じさらにいくつかの作品を推薦しているものだが今どうも静かな時代小説ブームが浸透しているようだ。
1ファンとして私も時代小説の魅力を述べてみたい。
よく感じるのは人情の機微がひたひたと伝わって気持ちが優しくなることである。
藤沢周平の作品などを読んでいるとついつい癒されている自分を発見する。
大河ドラマ性も時代小説ならではである。
吉川英治の「三国志」など多くの登場人物が繰り広げる壮大なドラマは人間社会の勉強にもなる。
分かりやすい勧善懲悪も気持ちがよい。
今でも時々笹沢佐保の「木枯らし紋次郎」シリーズを読むことがあるが読後の爽快感はこたえられない。
私が愛読しているのは専ら古典的な時代小説だが若い作家による時代小説の刊行も結構増えているようだ。
聞くところによると本年度の本屋大賞受賞作も30代作家の時代モノだそうである。
時代小説が脈々と受け継がれていることは心強く頼もしい限りである。