グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

今年の大学センター試験に思う

2015年01月21日 | 日記

この土、日曜日に大学センター試験が行われた。

受験生諸君は日ごろ培った実力を存分に発揮できたのだろうか、それとも・・・・。

試験問題は翌日の全国紙に掲載されていたので試しにいくつか挑戦してみた。

感想は一言でいえば「よくできている」だった。

単に暗記力や受験テクニックを競うものではなく思考力を問うものだと思った。

中にはちょっとオタクっぽい普遍性に欠けるようなものもあったが。(笑)

そのセンター試験も今や「風前の灯」だそうだ。

個人的な意見を言わせてもらえばもっと本制度を生かしていったらどうかと思う。

無論外国語などは他にも優れた試験があるので適宜分担していけばいい。

受験生にとってもあの寒い時期に一発勝負で人生が決まるのではなく色んな試験制度で総合的に評価される方がいいだろう。

センター試験もその一つだ。

紙上試験を受けてみて是非今後も生かす方向で再検討されれば・・・と思った次第である。


民主党代表選結果に思う

2015年01月19日 | 日記

昨日民主党代表選があって岡田元代表が選出された。

と言っても決戦投票での逆転勝利、結構辛勝だった。

辛勝とはいえ野党再編を模索していた細野候補に勝ったことで野党再編は遠のくことになるのか・・・。

二大政党制を是とする有権者は失望しているのかもしれないが無理に合流しても必ずしもうまくいくわけではない。

ここは機が熟するまで時間をかけてじっくり取り組んだらいい

パートナー候補の「維新の党」オーナーは「今の民主党より与党の方が近い」と公言しているくらいだから・・・。

とにかく選択肢は合流だけではないだろう。

政策ごとに協力しそれで与党の独走をストップさせる「パーシャル連合」という手を多用したらどうか。

先の衆院選の政党別得票率を見る限り選挙結果(議席数)ほど国民は与党を支持している訳ではない。

最強与党だって自壊することもあり得る。

「一寸先は闇」とは過去の歴史が教えてくれている。

 


元大リーガー黒田博樹の広島カープ愛に思う

2015年01月18日 | 日記

昨年まで米国大リーグでプレーしてきた黒田投手が今年は古巣の広島カープに復帰するとのことだ。

長年復帰を願い続けてきたカープ・ファンや球団関係者は涙が出るほど感激していることだろう。

黒田といえば広島カープで11年プレーした後ファンや球団の「残留コール」を振り切って渡米したのがまだついこの間のような気がしている。

その後ドジャース、ヤンキースで実績を積み重ね特に最近5年間は2桁勝利を続けてきたのだから文字通り大リーグ勝ち組といっていいだろう。

そんな黒田ももう39歳。

今年もまた年棒20億円前後でオファーがあったというだが今度はその高額オファーを振り切って広島カープに復帰するという。

それにしても「最後は広島カープで終わりたい」という黒田のセリフは泣かせる。

自らの役割についても「2桁勝利が果たせないようでは自ら身を引く」と潔い。

まるでその昔の武士道精神を見るようだ。

頑張れ!黒田!

広島カープもいい選手を持ったものだ・・・。


生き物の大量変死に思う

2015年01月17日 | 日記

マグロの回遊で知られる葛西臨海水族園でマグロほか展示魚の変死が続いているとのことだ。

水槽などの設備には異常がなくエサも他の水槽では特段異常が起きていないためまだ原因が究明できていない。

「狭い水槽に閉じ込められている」というストレスが原因という説もあるがこれとて今まで随分長い間飼育していて何の異常も見られなかったため何か狐に包まれたような感じだが最近までメンテナンス工事で騒音が発生していたというからこれがもしかしたら?

話は変わるがどこかでカラスの大量変死もあったとか。

こちらの方も原因はいまだにハッキリしない。

一説に餓死という見方があるが野生の鳥類がそんなに軟(やわ)とも思われない。

いくら家庭から出される生ゴミのガードが厳しくなったからと言って自然界には代替物がいくらでもありそうなものだが・・・。

それにしても未だに分からないことが多い。

人類に同様の事態が発生しなければいいのだが・・・。


つまようじ混入事件の進展に思う

2015年01月16日 | 日記

コンビニだったかで商品につまようじを混入しその映像をネットに投稿した行為について警視庁が無職の少年を特定し指名手配した。

ネットに投稿された内容から当人は反省どころか警察権力に対する挑戦や少年法の限界まで言及、あくまで逃走を続けるつもりのようだ。

この事件で思い出すのは30年前に起きたいわゆる「森永グリコ事件」だ。

本件では犯人は店頭の菓子類に毒物を混入、メーカーを脅迫したのだが結局事件は未解決のまま迷宮入りとなってしまった。

今回の事件では容疑者は随時ネットに投稿しているわけだからネット接続事業者の協力さえあれば逮捕は時間の問題だと思うがどうだろう、GPSもあることだし・・・。

そうそう、あのバイトテロ防止対策も何か講じなくてはいけないねぇ。

あれも立派な威力業務妨害罪だから。

少年法の罰則強化も検討したらいいと思う。

 

 


楽天・日本郵便の業務提携に思う

2015年01月15日 | 日記

楽天と日本郵便がインターネット通販の配送について業務提携するとのことだ。

インターネット通販分野ではいつだったかAmazonがファミリーマートと提携、Amazonで購入した商品を最寄りのファミリーマートで受け取れる仕組みを作ったところだが今回の楽天の動きは郵便局や駅などにロッカーを設置し配送方法の選択肢をさらに拡大するものだ。

ロッカーを使えば自宅の住所などを提示することなく、また第三者と顔を合わせることなく商品の授受が可能となるため新たな配送方法としてマーケットに受け入れられるかもしれない。

インターネット通販の配送システムは日々革新が続く。

リードタイムについていえば既に「最短で半日程度」が実現しておりもはや極限に近いのだが今回の楽天・日本郵便の業務提携は安心感という点でさらに進んだ感じである。

まさに流通のオムニチャネルは進化の途上でありインターネット通販はまだまだ成長を続けそうだ。


1ドル150円時代は来るか

2015年01月14日 | 日記

何かにつけ煽り立てるのがお好きなメディアはそろりと1ドル150円時代の到来をほのめかしている。

一時期1ドル70円台だったことを考えると現在の117円あたりで既に十分様変わりなのだが何度も言われてみると150円ですらもっともらしく聞こえる。(笑)

ただもしそんなことになればそれはそれでまた大変だ。

取り敢えず現水準で生産基地の空洞化は止まったのではないか。

今日の朝刊にリコーが2013年に閉鎖した御殿場工場を今夏から再活用するとのニュースがあった。

将来の主力事業となる省エネ、環境事業の開発拠点としてゆくゆくは1000人規模の要員を抱えることになるという。

前向きのリストラが他の企業でもひそかに進められているのではないか。

それにグローバル企業は為替変動に左右されない調達システムを確立しつつある。

これからはむしろ行き過ぎた円安に注意することが重要になるように思う。

 


来年度予算における法人税、介護報酬の引き下げに思う

2015年01月13日 | 日記

新年度予算の骨格が固まりつつあるが筆者が注目したのは法人税率と介護報酬の引き下げだ。

無論この2つはセットとして検討されたわけではないがどうも格差拡大の象徴のように見えてしまうのは気のせいか。

法人税引き下げは個人の話ではなく法人対象なのだが富める会社こそ恩恵に授かることになる。

円安で潤う輸出型企業がその典型だがもうこれ以上利益を蓄えることはないだろう。

さて介護報酬の引き上げは好意的に考えれば介護サービス受益者の負担が軽減されるかもしれないが併せてサービス品質が低下するとしたら元も子もない。

介護職員の賃上げ財源は確保されているようだがまだまだ足らないし介護報酬引き下げの中でそれがうまく回っていくかどうか気がかりな点もある。

結論から云えば介護報酬を引き下げるのであればせめて法人税引き下げは自重してほしかった。

格差拡大は看過できないのがこれも現政権を選択したのだからしょうがないというべきか。


高速道路逆走事故の頻発に思う

2015年01月12日 | 日記

このところ高速道路を反対方向に走るいわゆる逆走事故がよく起きている。

逆走は運転者本人のみならず正常の対向運転者を巻き込んだ死傷事故につながりかねないので何とかしなくてはならない。

そもそも一般道路ならともかく誘導路が整備されている高速道路で単なるカン違いで逆走はないハズだ。

(時間短縮など)意図的な逆走者であれば罰則強化が有効かもしれないが問題は知覚能力を失っている認知症ドライバーだ。

といっても年齢だけで機械的に免許停止にするわけにいかないし、相手が認知症患者であれば「抜け駆け」ばかりが横行しそうだ。

かといって家族に常時監視義務を負わせるのも難がある。

いつだったか、鉄道会社が認知症患者の引き起こした事故の後始末費用を留守家族に請求していたがあの件はどう決着したのだろうか。

そうこうしているうちにも認知症患者総数は増えていく。

10年後には700万人という推定もある。

社会全体の大きな課題だ。


日本マクドナルドの前年同月比21.2%減収に思う

2015年01月11日 | 日記

日本マクドナルドの先月の既存店売上が前年同月比で21.2%の減少となった。

通年でも3年連続マイナスでこれだけでも大ピンチなのだが業績悪化はまだ序章に過ぎないだろう。

昨今の異物混入頻発と昨日のまずい釈明会見を見る限り売上はまだまだ落ち込んでいくのではないか。

今日たまたま通りかかったマクドナルド店舗は来店客もまばらで接客スタッフも手持無沙汰の体だった。

日本マクドナルドはこの窮地をどう切り抜けていくのだろう。

先ず生産ラインの品質管理だが消費者の理解と信頼を取り戻すには相応の時間を要するだろう。

それまで全店一斉休業や取扱い商品の制限は避けられないのではないか。

品質管理体制の適宜適切な公開も不可欠だ。

商品メニューの強化はその次の話だと思う。

昨日の記者会見で同社の隠ぺい体質が明確になった。

果たして現在のボードメンバーで生まれ変われるのか・・・、いささか心配だ。