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永和の 花ある記(歩)Ⅱ

日常生活で気になった花やシーンを切り撮っています。

ちょっと、怖~い お話です

2021-06-12 23:23:23 | みんなの花図鑑
   
弟切草  (オトギリソウ)       自宅
 
 
 
 
ヒペリカム・アンドロサエマム
 コボウズオトギリ(小坊主弟切)
 
 
 
 
 弟を切る?
 
 
いやはや、何とも怖い花名です!。 
 
 
花は、とても可愛いのに、 
 
 
 
 

 
 
 
どうして こんな花名になったのだろう。 
 
 
 
それには、次の様な 伝説があるのです。 
 
 
和名は、オトギリソウ(弟切草)または、タカノキズグスリ(鷹の傷薬)、チドメグサ(血止め草)です。 
和漢三才図会(わかんさんさいずえ)という18世紀の書物に、由来が紹介されています。 
 
平安時代に晴頼という鷹匠がいました。 薬草を用いて鷹の傷を治すことで有名でしたが、薬草の名は秘密にして決して口外することはありませんでした。
しかしある日、人のよいがその薬草の名を他人に漏らしてしまったのです。
これを知った晴頼は怒って、を切ってしまいました。 
そのときに庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、
その跡が葉に残っており、オトギリソウの名がついたとされています。
生葉をすりつぶしてみると赤紫~赤褐色の汁が出て、伝説を知っていれば血のように思えます。  

血潮が飛び散った葉。
自宅、6月11日撮影。
 
 
葉が黄色くなる頃は、鮮やかな鮮血?に。 
 
総ての葉に鮮血が付きます
 
  
 
 
全体像は、これ。
 
(上の画像は、一番下の葉)
 
 
とても可愛い 花 と 実。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント (18)
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