懐かしいです。
ドイツ ナーエ地方 ヴァルハウゼン、ザルム ダルベルグのリースリング、2001年です。
大事に保管してきましたが、そろそろヤバイかなぁ~というほど年月がたっていますので、開けちゃおうということになりました。
オーナーのプリンツ氏はエコロジー農法の推進者で1995年には既にオーガニック団体からその認証を受けています。
キャンティのコッレフィオレート農園、ルッケージパッリ伯爵のご親戚という縁で2000年にワイナリーを訪問し輸入が始まりました。
素晴らしいワイナリーです。
ただ、なかなかドイツ ワインをしっかりとご紹介できずに現在は輸入を行っていません。
さて話をワインに、2001年モノということは14年前ということになります。
古酒になっていたと皆さんお思いになっていらしゃるのでは、、、。
実は、、、。
甘~~~い。
(コテコテの甘さでなく、清涼感さえ感じさせる素敵な、全く14年の時間を感じさせない心地よい甘さです。)
難しいのは、14年たったからこそ醸し出されてくると想像した熟成感というのが全く感じられない事。
言い方を変えれば、大切に保管してきた14年間は何の為だったの?みたいな、、、。
いい経験になりました。
ドイツのワインには猫(黒猫?)がラベルに描かれているのを見かけます、、と申しますか目によくつきます。
と言うことで”ネコ”と2ショット。
黒でなくSIROですが。
2日間に分けて飲みました。
2日目の方がまろやかに感じましたが、14年経過ということで2日目にヘタレているかという想像も全くハズレて、極めて爽やかな甘さでした。