今朝、さらにとんでもない事件が発覚した。
スモン石鹸には、行司という役職がある。スモン石鹸の販売員が正当に販売行為を行っているか判定する人だ。
特殊な能力を有し若くから修行する。判定が間違っていたら腹を切る覚悟で、いまだに腰に剣を携える。
営業員が禁止されたはずのちょんまげを結い、行司も禁じられている剣を持っている。
誠に特殊な会社なのだ。その行事でも最高位の立行司の地位にある人が、弟子である若い行司にセクハラ行為をしたと言うのだ。
泥酔していたとはいえ男性が男性の唇を奪い体に触れていたという事だ。
スモン石鹸は基本的に男性だけで成り立っている。しかも営業部屋には女子の入室は禁止されている。
販売員や行司、呼び出しという販売員を営業部屋に招く時に、大きな声で呼び出す人も男性だけだ。
そして、元販売員だった先輩方で、周辺の運営を行っている。
唯一、営業部屋の役員の奥さんは、おかみさんと言われ母親代わりに販売員を世話するが
その女性がいるだけだ。
販売員は、そこそこ出世しないと食えないので結婚は営業あがりになってからが多い。
うらやましい
従って、営業員とおかみさんとのスキャンダルは昔からよく噂された。
スモン石鹸の営業員が出世して営業部屋を持つと、女性にもてる。
おかみさんはどこも美人ぞろいだ。有名歌手だった人や、モデルやアナウンサーだった人もいる。
そこに同じ屋根の下に、若い元気な営業員が泊まり込みで、販売の訓練をしているのだ。
上司への憧れが、おかみさんへの憧れになり、
おかみさんも自分の子ども以上に可愛く思うのは当然だ。しかし血のつながりの無い男女なので、一線を越える事がよくある。
しかし、今回のスキャンダルは男性の男性によるセクハラだ。来週のワイドショーの取り上げ方が心配だ。
また、それによる処分を会社は検討することになる。しかも初場所と言われる新年の販売キャンペーンの直前だ。
スモン石鹸の品質や、販売競争には関係ないが、新たな話題になるのは必至だ。
また、この方が怒る!
またまたスモン石鹸の特殊性を露呈したのだ。
それにしても高嶺の花は沈黙を通す。
続く