スモン石鹸初場所も終了し、千秋楽は特に話題なく終わった。
しかし、場所前に営業部屋以外で大いに話題になった為、営業マンたちのセールストークは冴えに冴えた。
変な取り口は少なく、ガチンコの販売対決はやはり見ていて面白い。
立ち合い(営業開始)も、逃げる営業マンも少なく真正面からぶち当たった。
お客も、スモン石鹸の在庫が自宅に山積みとなっても購入を続けた。
ひいき衆のたにまち達は、石鹸が倉庫に1年分たまった。
優勝の栃ノ心の春日の部屋は、新たな暴力事件に晒されている。優勝の喜びと不祥事の憂鬱が交差した。
しかし、優勝した栃ノ心自身が、NHKインタビューで「若い時の鉄拳(暴力)で、鍛えられた。」と告白した。
「そのお陰で今日がある」とまで言ったのだ。
鉄拳親方(スモン石鹸の上司)
遂に、可愛がり(相撲界の暴力)万歳!!と、観客と万歳三唱したのだ。
写真は白鳳のもの!
いかなる時も暴力は許されないという評論家には、反論が出来なくなった。
いかなる時も?手を出す時もあって良い?・・・・・国論を二分した。
やはり人間叩かれて成長するのだ。
そんな中でいよいよ、高嶺の花VS白鳳との最終決戦が迫る。
さて、
その事を、心配しつつ京都に出かけた。左京区一乗寺界隈には見どころが多い。まずは、詩仙堂に行って来た。
先日の京都検定1級に出題された。詩仙堂の正式名は?答えは、「凹凸窠」窠が出て来なかった。
石川丈山の隠棲先だった。丈山は、大阪夏の陣を戦った徳川方の武将だ。
その後、この地に茶道・歌道にいそしんで90歳の天寿を全うした。
詩仙堂の名前の謂れは、この部屋に中国の36の詩人を選定し肖像画を飾った事による。
日本の三十六歌仙に因んだであろうと言われている。
また、庭にイノシシの侵入を防ぐため遣り水に、「山田の僧都」という仕掛けを作った。
一般に鹿おどしと言われるが、その音も含めて庭を楽しんだ。
以前は、抹茶の接待もあったが今回はなかった。
加えて、詩仙の間の屋根の葺き替えの為に足場が組まれていて、庭の風景もやや興味を削がれた。
禅宗寺院では、一人静かに庭を愛でながらお茶を頂くのを楽しみにしているが、またの機会にする。
禅宗寺院では、京都には珍しく曹洞宗のお寺。
ほとんどが臨済宗の京都にあって、曹洞宗は源光庵など数少ない。
庭は、前日の雪が残っていて京都の底冷えを感じた。
足先からじんじんと冷えて来る独特の寒さだ。
かまどは、京都では「おくどさん」という。
現役のもので、正月の餅つきには大活躍だったらしい。微笑ましい形にほっとした。
庭にまわる通路の石垣。数百年の変遷を感じる。
詩仙堂の名の由来の「詩仙の間」の屋根の葺き替え。藁ぶき屋根だ。
次は、狸谷不動尊へ