アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

2015回 俺にも言わせろ   おでんと関東炊き(かんとだき)   

2023-06-10 10:13:05 | 日記
  • おでんと関東炊き

一般的には、おでんと同じものを関西では関東炊きと言うとされる。しかしことはそう簡単ではない。

おでんのレシピ/作り方:白ごはん.com

ならば「おでん」という料理は、関西にはないのか?というとそうではない。小生、子供の時には、母親が「今日はおでん」と言って「みそ田楽」を作ってくれた。当たり前のように冬には「関東炊き」(かんとだき)が食卓の上に出て来た。そこで調べると、「おでん」は「田楽」の女房言葉だそうだ。つまり隠語。大奥で発展したと思われる。

隠語と言えば警察(デカ)関係では隠語だらけだ。強盗(タタキ)した犯人(ホシ)の自宅(ヤサ)に家宅捜索(ガサ)に入ったら、覚せい剤(シャブ)まで出て来て逮捕(パクル)してやった。と、なる。

姫路おでん公式サイト

我が母が大奥出身とは聞いていないが、当たり前のように「おでん」と「関東炊き」を使い分けていた。今では関西でも飲み屋のでは「おでん」の看板が当たり前になっているが、鳥のだしを使ったり肉(ホルモン)の串刺しで甘い肉汁の味を付けたり、タコやだし巻きなど地域特性を出している。反対にちくわぶなどのように近年関東から伝来したと思われる食材も増えて来た。なお、四国に行けばセルフうどんのお店には、「おでん」が定番のつきもので当然のように味噌味が主流で、関東炊きではなく田楽と言えるものである。名古屋も当然のように田楽風?おでんである。

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