トップセールスの角龍が、遂に1敗した。しかし、日本人営業マンが「松居の泡」投入も空しく振るわない。
ゴエイドウやミタケウミも連敗し、優勝は日本人営業マンでは難しくなった。
結局、外国人営業マンの優勝争いになり、興味は失せた。
しかし、千秋楽を待たず大問題が発覚した。蔵前から両国へのスモン石鹸本社営業所の移転時、
その土地売却価格について重大な疑義がスクープされた。
大阪の学校候補地に似ている。
朝日新聞のスクープだが、元国有地であったその敷地の、売却価格は周辺の土地価格の10%ほどの
極めて安い価格であったというのだ。
記事中、大阪は両国の間違い?
国有地を不当な安価で売却したとなれば、国民資産の不当な横流しと見なされる。
しかし、スモン石鹸としては、土地の地下には資源ごみが多く埋没していて、その除去費用が加味されたと主張した。
この人が、社長に代わって説明したが・・・・。
報道によれば、スモン石鹸には一時、首相の奥さんであるアキエ氏が、
社外取締役であった事から何某かの「忖度」があったのではないかというのだ。
早速、首相は否定し、何らかの介入があれば首相は当然、国会議員も辞職すると宣言した。
スモン石鹸国有地売却問題として、各マスコミ・ワイドショーが連日取り上げる大騒ぎとなった。
四角社長の国会誘致、証人喚問だと野党が騒ぎ、朝日新聞は、首相とスモン石鹸そしてアキエ氏などの関係を報道した。
国家的な石鹸とは言え、一企業になぜそこまで優遇するのか?
スモン石鹸の国家神道的な右翼思想を批判するマスコミが連日論陣を張った。
遂には、スモン石鹸の愛用者やスモン石鹸の営業マンを応援するだけで、右翼のレッテルを張られたりもした。
そこで、四角社長が、「この新本社建設には首相から100万円の寄付を頂いている。」と暴露した。
ところが、社会的な批判を浴び早々に、首相に100万を返すと国会に現れた。しかし、記者の前で見せた札束は、明らかに一番上と一番下だけ本物で中身は、紙切れの偽物である事が、テレビ画面でばれた。
八角社長の奥さんの特異なキャラも話題となり、国民的スキャンダルに発展し、国会は重要事案の議論そっちのけで紛糾することになった。
とうとう、スモン石鹸は悪の権化のようなことになってしまった。
いまや、高嶺の花の沈黙など、もうどうでも良くなった。
スモン石鹸初場所は、角龍の販売が絶好調だ。固形石鹸のみの販売でも独走している。
日本勢は、新商品シャンプー「松居の泡」を投入するが、リンス「船越の泡」との相性が悪く、売れ行きが伸びない。
「松居」と「船越」を両方使うと頭皮に決定的なダメージを受ける。
2番手につけている栃ノ進は、グルジアの出身で結局日本勢は伸び悩んだ。人気営業マンのエンドウが、一人気を吐いている。
エンドウは、姿かたちが美しく、販売セールストークも正統派だ。先場所の販売最終日、白鳳のぶちかましで気を失ったが、
その人気は絶大だ。筆者は、名門の「清見川」という営業名(しこな)を継いで欲しい。
さて、
奈良の斑鳩、法隆寺に行って来た。京都以外を紹介するのは出雲大社に続き2度目だ。
日本最初の世界文化遺産。言わずと知れた聖徳太子建立のお寺だ。
何度か、ここで紹介したが、立派な「贈り名」の人物ほど、悲しい死に方をしている。
崇徳天皇、安徳天皇、などが典型だ、そして聖徳太子。用明天皇の子。太子であればいつでも天皇になって良いはずだ。
しかし、太子のまま死んでいる。うまやどのみこ?その名前にも引っかかる。
最近は、実在すら疑われている。
この法隆寺、実は息子の山背大兄の皇子の蘇我氏による虐殺後、破却された。その後再建されたのが、
現存最古の木造建築物として今に残った。
伽藍建造物はほぼすべてが国宝だ。梅原猛先生は、「秘密の十字架」の中で、怨霊封じ込めのお寺と断じている。
伽藍配置
南大門、拝観の入り口。
世界遺産の登録記念石碑。中門は工事中。
中門には、中心に大きな柱があり、出雲大社同様、怨霊封じ込めの為と言う説がある。
五重塔、逓減率(初層から上への屋根が小さくなる度合い)が大きく東寺の逓減率の少なさと対照的だ。
屋根が6つあるが、一番下は軒である。(裳階とも言う)
金堂。これが最古の建造物。ここも裳階が美しく、板葺きで上層の瓦ぶきとの対比が良い。
平安時代の再建。薬師如来三尊像も国宝、時代が平安なので京都の仏像に近い趣だ。
霊聖殿
太子信仰の高揚によって平安末期に建てられた。国宝の太子像が秘仏。
命日の3月22日に開帳される。厨子が開いても暗くて見えないらしい。
あれ?京都広隆寺では、11月22日を太子の命日とし、御火焚き法要を行っている。
以前紹介したが、諸説あるのか?
太子の子孫か?
大宝蔵院。ここに宝物が多く展示されている。
大宝蔵院から見た伽藍。
建造物の精度は、平安時代とそう変わらず完成度は高い。
一方、仏像は救世観音始め国宝級の仏像は、中国・百済からの渡来仏が多く。唐風の色彩が強い。
切れ長の目に細身のお体が特徴だ。
広隆寺の弥勒菩薩などを経て、平等院の阿弥陀如来で日本独自の文化に至る。
平安時代の定朝や運慶・快慶の出現で国風文化が完成するまで待たねばならない。
法隆寺は600年代、平等院で1000年前後。この400年は長い長い政治的な混乱と闘争の歴史でもある。
もういい加減にして欲しい。
不祥事報道だ。中山教授のIPS細胞の研究所における不正行為は、さすがに教授に批判の声は出ない。
日本の宝のみならず、地球上の宝であるノーベル賞学者を、潰してはならない。
しかし、不倫報道で貴重な才能を潰すのもやめて欲しい。現在の、日経の小説を読んでいますか?「愉悦」林真理子作。
さすが、昨今の世相を現わしている。
渡辺淳一先生の失楽園のような深い愛情をかわす情緒はない。ひたすら「やりまくる」だけの小説だ。
金持ちの中年達が、祇園の芸子を金銭で譲り受け愛人にする、飛行機のCAからの誘いを受けて一晩数回の行為に及ぶ、
海外からの留学生と同棲する、舞妓・芸子たちと混浴する、酔っ払ってちんちんにリボンを巻かれ芸子に面倒見てもらう。
近々、中国人人妻とねんごろになるだろう。つまり、金持ちは、やりたい放題なのだ。小説とは言え、これが現実だ。
女性にも性欲があり、男性には加えて征服欲がある。(祇園花街からは相当な批判が出ている。)
はっきり言うと、金か愛情かで、恋愛が成立している。我々、下種な男は金もなく、愛情が尽きると不倫はもめるのだ。
不倫とは、倫理にもとる事、赤信号を渡るのは、交通倫理観にもとるのだ。立ちしょんべんは軽犯罪。共通しているのは、
「見つからないと罪にならない。」事だ。
不倫は、一線を越えている瞬間を現場で、布団をめくって結合部分を確認しないと証明できない。
しかし、すでに「心の倫理観」はすでに逸脱しているのだ。でも、勝手にやってくれ!だ。
そんなことで、小室氏始め貴重な善良な才能を無くさないでくれ。我々は、そもそも芸能人や芸術家に倫理観を求めているのか?
公人というのは、政治家・大企業の経営者・文化勲章クラスの知識人・高級官僚。くらいか?
それでも、政治や経営に才能を発揮し世の中に貢献し、自分のお金で遊ぶのなら勝手だ。
「文春」不買運動。賛成する。
スモン石鹸は、男性同士の不倫も問題化しているのだ。世の中、ダイバーシティー・・・・・・。(多様性)