ボクが住んでいる板橋区には 「板橋のいっぴん」なるものがある。
「板橋のいっぴん」とは 区内商業の活性化を目的として
8年前に 区民からうまいものを募集し 板橋の名物とした。
和菓子 洋菓子 日本酒 ラーメン・・・・
そのなかには しょっちゅうテレビに出ていたアップルパイの名店
ガトー◯◯という洋菓子の店があった。
はじめて食べたのは5年前
噂を聞いて 食べてはみたが 期待するほどの味ではなかった。
しかも 値段がかなり高かった。
いい素材でつくる そして科学する! これが店主の哲学だった。
やがてこの店は 駅ビルや百貨店にも進出し
並みいる名店と肩を並べるようになっていった。
強気な商売 強気な経営 ・・・・
だが、ずっと何かが足りないと感じていた。
一方 そのころもう一軒 「おだふじ」という洋菓子店に通っていた。
知り合いから頂いたのチーズケーキがあまりにうまく
これにずっぽりとハマってしまったからだ。
ふんわりとしたメレンゲのような口当たりで 食べた瞬間 泡のように消えてゆく。
絶品だった。
洋菓子の人気は移ろいやすい。
どんなに行列のできる店でも 2~3年経てば客足は遠のいてしまう。
ガトー◯◯もそうである。
最近は 毎週特定の商品の値段を下げて いかにもお得ですよ という販売にかわっている。
それがスイーツのむずかしさなのかもしれない。
だが 「おだふじ」の行列はいまだに続いている。
10分 20分は当たり前。でも 客の顔は笑顔に満ちている・・・・・
なんでだろう ?????
ずっと不思議に思っていた。
そして最近やっとそれに気がついた。
それはスイーツを入れる箱の折り返しに 小さい文字で
「お客様の笑顔」と「おいしかった」という言葉を頂けるよう
ひとつひとつ心を込めてつくっております
というメッセージにあった。
心を込める これこそ商売の原点かもしれない。
お願いします!
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きっと声は届くと信じてます。
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