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田んぼの修理

2021-12-19 11:35:31 | 家庭菜園

今年で4回目の米作り、家庭菜園の流れで米も作る事になった。

最初は興味本位の米作りでしたので、次々と発生する問題もそれなりに楽しい出来事でした。

その問題の中で今年一番の問題は田んぼの水漏れで、調べていくうちに色々な原因が分かりましたが。

その解決は簡単でない事も思い知らされました。

過去の3回とは違って今年の水漏れは酷く、2日に一回はポンプで給水が必要な状態でした。

地元に居るならそんなに大したことじゃないのですが、なにぶん遠距離家庭菜園の流れでの田んぼなので、2日に一回の割合で往復40kmはチトしんどい感じでした。

 

原因の一つ・・・境界の破損

手前が田んぼで、上側は耕作放置地です。 耕作していないので水が漏れても、、まぁ許してもらえます。

トラクターのタイヤが境界を押して割れたと思います。

このズレは噛みこんでいるので戻りません。 隙間にコーキング剤を注入して、その上からモルタルで修理しようかなと思っています。

横から見ると・・・

ここまでズレていないのですが割れ目だけだと十か所以上ありました。

また、水を入れている最中に確認したのは境界の下を潜り抜けて水が漏れている所が何か所も有り、それは割れ目など無い所で発生していたので原因は違います。

私の想像ですが・・・原因はコレです

これは水漏れを防ぐため、田んぼの周りに張り巡らした波板です。

これが至る所で割れたり、欠損しているんです。

水を張った時の確認では、欠損して低くなったところに水が流れ込み、波板と境界の隙間から境界の下まで一直線で流れ込んでる様子でした。 それでも隣の土地と高さが同じなら、そんなに漏れないのですが、残念な事に隣の地面が低いんです。

これは以前に使っていた人が水漏れを防ぐために設置した波板なのですが、皮肉にもその波板が水漏れの原因となっているんです。

長年使っていたのでしょう。経年劣化がひどくてパリパリ状態で直ぐに割れます。

この問題は厳しい。。。

全てを交換するには掘り起こさなければなりません。

そんな機械の持ち合わせは無いし、波板の部分だけでもざっと100mは有ると思うので一人での手作業は無理ですね。

この波板を取り除くだけなら、少し掘って引き抜く事も出来そうですが・・・その方法で取り除いた後をトラクターで踏み固めるのも一案ですが、それで水漏れが止まるという自信はない。何分、私の前の人は波板が必要と思って設置しているのですから。

 

とりあえずは割れ目のある部分の修理から始めるつもりですが、波板の方もそのままには出来ないので・・・

5回目の米作りが有るのだろうか・・・正直な所、使用は死ぬまで可能でも、自分の所有する田んぼじゃないし、たとえ自分の土地でも子供のいない私には次の世代の為にと言う理由も無い。米作りを止めてしまう理由は幾らでもあるのですが、せっかくやり始めたのにと言う気持ちもソコソコ強いんです。

さてさて、、、どうなるのか・・・