地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

年賀状②

2021-12-23 10:01:21 | 日記

夜の店・いわゆる水商売のママさんに頼まれて、年末の行事になってしまった店の年賀状。

お客さんの全てのファイルが私の所にあり、毎年その内容の修正や新規の追加をしなくちゃなりません。

 

ところが・・・

今年、ママさんが持って来た新規の客の名刺に異変が有りました。

時短要請もあり休業期間も長かったので、その数は例年に比べて極端に少ないのは私的には助かるのですが。

県外の人や会社の名刺が数枚しかなかったんです

去年も規制が有り数は減っていたのですが、今年は全体数も激減しましたが「東京・大阪」の新規がゼロでした。

仕事で地方に行っても、仕事以外での外出は徹底して控えていたのでしよう。

これは会社からかなり強い命令が有ったのでしようね。

ある程度の想像は出来るのですが、ここまで徹底されていたとは・・・驚きです。

店の客が少ないと嘆くママさんの気持ちを改めて知った感じですね。

 

例年の1/3程度に減った新規の客の内容も違っていました。

大きな会社の管理職クラスは激減で、新規は会社の形にはなっているが実質は社員も少ない個人経営の社長ばかりです。

 

少し前に忘年会・新年会の予約を尋ねると。

去年は取り消しでほぼ全滅。

今年は少ないがある程度あると。

しかし、大きな会社の「課」とか「部」の忘年会じゃなくて、そのほとんどが個人経営に近い会社の忘年会だと言っていたのを思い出した。

夜の街は世相を反映します。景気が良ければ人の動きも多くなり、その人や会社からこぼれるお金も多くなります。

夜の街が賑わうのは、昼の仕事が忙しくなってから・・・

まだまだ先の様です。


年賀状①

2021-12-23 09:11:33 | 日記

毎年書く年賀状。

その前に来るのが「喪中見舞い」ですが。

ここ20年で初めてその数がゼロでした。

一人コロナ感染で亡くなった人は居てるのですが、娘さんからラインで「喪中の振る舞い」や「法事など」について話が有った時に、喪中見舞いの必要はないからと・・・。

 

年賀状を出すのを止めようと思った時、それを実行するのは難しい。

兄弟とか特に親しい相手なら 「年賀状、出さないから。」と一言いえば済むのですが。

お互いの親の葬儀などで始まった親せきとの年賀状のやり取りは軽い感じで言いにくいですね。

葬式と法事しか付き合いのない親戚で、相手が自分より年長者だとなおさら言いにくい。

これは逆の立場になった時は相手も同じ様に感じているかもしれません。

 

何年前だったか、、、

年の離れた兄から 「年賀状などはもうやめるから、ウチの方にも・・・」と連絡が有った時はラッキーと思った。

なにも兄弟の仲が悪いわけじゃなくて、ラインなどで月に何度もやり取りしています。

確かに形式的な内容の年賀状も意味ないし、さりとて頻繁に情報交換しているのに年賀状に書く事も無い。

 

通信手段はここ2~30年で激変したので、年賀状の意味も少し変化しているかもしれません。

携帯電話が普及して、それと同時にメールのやり取りが盛んになった時は、あえて携帯やパソコンでのメールで年始の挨拶をしたりしたこともありました。なんかね、流行に乗ってる感じがして。

それが数年すると、紙の年賀状に戻っていましたね。

 

その一方、なんだかんだ言っても、お正月の朝に見る形式的でない年賀状は単純に楽しい気分になりますね。

新年あけにポストから年賀状を出して、それが営業の年賀状ばかりだと、たぶん寂しい気もするでしょうね。

コタツに入り年賀状を確認して、新しい人からの年賀状が有り、そこに近況などが書かれていたりするのを読む・・

それはそれで楽しいのですが、新しい人には年賀状を出していないので、急いで書いて出す事になる。

 

現実にはめんどくさい事も多いのですが、それも相手次第です。

想像ですが、孫の年賀状は楽しいだろうなと(私は子が無く、孫も無い😢)

その楽しみだけで年賀状の価値はあると思います。。。。やはり今年も出すか