地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

厄介ですオミクロン株

2022-01-10 10:13:04 | 日記

本当にアッと言う間に広がっていますね。

このウイルスはニュースなどで言ってるように、重症化している人はかなり少ないみたいで、それはそれでラッキーな事なんですけど・・・

無症状・軽症の人が殆どと言う事は、発表されている人数より感染者数は桁違いに多い可能性が大きい。感染している事に気が付かない人達がウロウロしていると言う事になります。

たまたま軽く症状が出たり、何処に行くために必要で検査をしたら陽性だったとか。そんな人たちを後追いして見つけた感染者の数ですから。 無症状・軽症で本人に感染の意識が無ければ検査は受けませんよね。

 

まぁ、それでも軽くて済むならそんなに問題じゃないのですが。今感染しているのは子供や若い人が多く、オミクロン株じゃなくても軽くて済む可能性の高い人達です。

日本人で高齢者・基礎疾患のある人が感染して、その人数が1万人を超える頃にはある程度の答えが出るとは思います。

その時に重症化するのは「稀」となれば良いのですが、それはまだ期待の範囲を超えていません。

実験用のモルモットとなる重症化しやすい人間が1万人は必要ですが、誰だってモルモットの役はしたくないでしょう。

 

しかし、嫌でも高齢者が集団でいる施設とか、基礎疾患のある人がいる病院とかにオミクロン株は持ち込まれます。

そして入居や入院している人たちだけでなく、そこで働く医療関係者たちも感染してしまう可能性が大きい。

これは脳・心臓・ガン・事故など治療を急ぐ患者にも大きく影響する事になるでしょう。

ウイルスの感染者と重篤な病気の人が利用する病院は重なってしまいます。

町医者も休業して、病気の早期発見も遅れる事になりかねません。

 

これだけ感染力が強いウイルスですから、自分が何かの組織に属している人は今まで以上に慎重な行動が必要です。

大したことのないウイルスだったとしても、感染すれば属している会社・組織はストップします。

このオミクロン株をインフルエンザの様に、感染した当人だけが休めばいいとなるのは、症状がもっと確定する先です。

 

飲み薬が有る・・・と言いますが、現実には2月の末くらいにならなければ全国に行き渡らない。

国がすでに確保しているという数字と、配布が完了している数字は違います。国にはある程度はキープしていなければとの思いが強く、薬を手に入れても直ぐに全てを配布するとはなりません。

近くのかかりつけ医に行って「先生、頭が痛いので頭痛薬下さい」と言って、簡単に服用できるものではありません。

 

欧米での感染状況を見てから日本の対処を判断する。

幸い日本ではこの方法がとれる状況にあったし、国民も独自の判断を望んでいません。

何故なら独自の判断は強い規制を伴うから。

国民は他国の例から効果の薄い方法や無駄を削ぎ落して、良い感じに改良された方法を望んでしまいます。

しかし私たち国民が知る情報はマスコミによって流されている情報で、その時点で一部の情報になってしまい全てを知っている訳ではありません。

正しい判断をする事が出来るのは、その元となる情報を全て知っている人たちです。

 

なんだかんだ文句を言っても、私たち国民の大半は国や地方自治体の示した方向に進むのです。

感染力を重視するのか・・・

毒性を重視するのか・・・

両方の折衷案にするのか・・・

いずれにしても、その先は予測の域を超える事は出来ません。

私たち国民の不満・不安を少しでも和らげるのは、正しい情報を出しての説明です。

 

余談かも知れないが・・・

膨大な予算を持ち、その力も巨大になった厚労省。

ここ2年ほどは特に巨額な税金が厚労省に関わる業種に流れています。

厚労省の意のままに対処が行われないように期待したい。

疑う訳ではないが「火事場泥棒」の様な人や産業が、厚労省の関係する所から出ない事を願いたい。