暇に任せて一年前の自分のブログを確認すると。。。
新年明けて一週間はコロナウイルスの事ばかりでした。
そして、今年も同じような感じに
オミクロン株の感染力は強いと言われていたけど、実際に国内での数字を見ると驚きです。
空港での水際作戦も不完全で、ウイルスが漏れるとは想像はしていたけど・・・
なんと「米軍由来」のオミクロン株が基地の有る地方から一気にあふれ出した。
成田や関空で民間人からの感染拡大をいくら止めても、米軍が大量に持ち込むのだからどうしようもない。
自国の法律が及ばない自国の地域が全国にある。いまだに敗戦国の負の遺産が国民に大きく影響している。
・・・とボヤいていても、今必要な対処には間に合わない。
「感染力は強いが毒性は低い」
早くから外国での感染例を見て言われているオミクロン株の評価です。
これは日本でもその傾向にあると判断して対処しても良いのではないかと言う空気になっています。
逆から言えば、症状は軽いと判断した対処しか出来ないと言う事です。
感染した人たちに入院、もしくは隔離施設のホテルなどに留まるように要請する方法では、人数が多すぎて対処しきれない恐れが現実味を帯びてきたのです。
その為に「自宅で隔離」と「ホテルでの隔離期間の短縮」の二本立てで対処する方向に進んでいます。
高齢者が増えて「自宅介護」を勧めているのと同じ手法ですね。
平たく言えば、国の力ではどうしようもないので、国民が自力で対処してくださいと言う事です。
一見、責任放棄に取れる政府の方針に味方するわけじゃないが、国もやろうと判断すれば可能なのですが。それには莫大な資金が必要になり、結局は増税とか次の世代に大きな負債を残すことになる。
「自宅で隔離」
この要請は守られるかどうかは怪しいのですが、それ以前に日本の住宅で可能なのだろうか
まず利便性を追求して設計されたマンション・公団住宅などの集合住宅では無理ですね。
感染していない家族が親せきとかホテルに移動しないと感染してしまうでしょう。
もちろんリスクの高い高齢者・基礎疾患のある人と同居している場合は「自宅で隔離」の対象から外さなければなりません。住居の形が二階建て以上でなければ感染はしますね。
一般的な二階建て住宅で「自宅で隔離」の生活は、感染者は二階で生活する事になり不自由になるのですが、そこは大事な家族に感染させてはいけないと我慢できるでしょう。
このオミクロン株に感染して、待機所に居た人が廊下を挟んだ向かいの人に感染させた可能性が・・・と言うニュースが有った時に、その情報は怪しいのではと言う意見が多かった。
しかし今となっては真実の可能性の方が高いのです
その理由は「感染力が強く毒性は低い」にも通じます。
デルタ株やそれ以前の株は人間の肺に入り増殖していました。ですから肺炎に直結していて呼吸が出来なくなり死に至る最悪のパターンでした。
ところがオミクロン株場合は少し違っていて、
増殖する場所が口・鼻・喉(気管の上部)が主で、肺に進入するのは一部と言う結果が出ています。
肺に大量のウイルスが居る場合だと、感染者が大声や咳をしなければ感染しにくい。
だが口や鼻にウイルスが大量に有れば、普通の呼吸や会話でもウイルスが飛び出して感染します。
これはウイルスそのものの感染力が強いのか解らないが、確実に感染しやすい状態である事は間違いない。
政府の判断は難しい状況です。
感染力が強い・・・そこを重要視すれば規制を強めれば良い。
しかし弱毒となると、、、「普通の風邪とほとんど変わらない」と考える人が多くなります。
この新型コロナウイルスのおかげで、多い時には一週間で10万人も感染していたインフルエンザも100人未満となり、激減が続いています、これはラッキーとしか言いようがない。
一方外国では1日に20万人も感染者を出しているイギリスで規制緩和に向かっています。
その国にはその国の事情があるのでマネをする必要はありませんが、、、。