コロナ感染症対策で、分科会の尾身会長と政府と小池東京知事の考えが少しズレています。
国は知事に国が決めた枠内での違いは認めていますが、その政府の分科会の尾身会長との見解が違っている。
その違いは一般的な人々にとりそんなに影響がないようにも思えますが・・・
尾身会長は感染は強いが重症化しにくいと判断して、感染者が出るのは仕方ないので、可能な限り少しづつ出て欲しいとの思いが強く感じられます。
飲食を共にして感染するケースが相変わらず多いので、一度に多くの感染者が出ないように少人数で飲食をしてくださいと言う事です。裏を返せば少人数なら感染者が出ても医療関係も何とか維持できると言う事です。
オミクロン株はデルタ株などと違って、同席するとほぼ全員に感染している事例が多いのでしよう。
家庭内でも同じような結果が出ています。
一方、小池知事はやはり感染者を少なく抑えたいと、デルタ株などと同じように考えています。
これは何もオミクロン株の特性を無視している訳ではなく、それどころか感染力が異常なほど強い点に警戒しているのです。医療関係者だけでなく、社会の全てを預かる立場の知事としてはよく理解できます。
これだけ感染が強ければ、何処かで感染が広がると、その組織がマヒしてしまいます。
例えば、ゴミの収集する人たちや電車の運転手などの部署や会社で感染すると、ほぼ全員が感染して機能しなくなり市民に大きな悪い影響をもたらします。感染力が以前の程度だと、残っている人たちが頑張ればなんとかなっていたが、代わりの利かない職業は何も医者だけじゃなくて多いんです。
尾身会長の言う様に「人流の抑制は必要なく、必要なのは人員制限」を実施して、社会の機能が停止したら、その批判と責任は知事が受ける事になります。
尾身会長の感染対策を緩める様に取れる発言を受けて、医師も賛否が分かれています。
医療崩壊は全ての人が望む事ではないと思いますが。
このオミクロン株では医療崩壊は発生しないと思います。
何故なら、現場の医師は選別がしやすいからです。
患者を選別する事が社会の認知を得られてやりやすいだけでなく、ウイルスが肺に入って一気に悪化する可能性がかなり低く。入院する必要ないと判断して、それが失敗に繋がる恐れが小さくなっている。
既存の病気があり免疫力が落ちてる人たちを除けば重症化する確率はかなり低い。。。ただ、それを確定するだけの時間が経っていない点だけです。まぁ、私たち素人にはそこが大事なんですけどね。
感染対策の規制を緩めて、社会活動を動かして問題が無ければ・・・
それこそオミクロン株は毒性の強いデルタ株を絶滅に追いやってくれた「救世主の尾身クロン」です
今流行しているコロナウイルスの分類を2から5にするべきと言う医師も多い。
簡単に言えば季節性インフルエンザと同じような扱いにすれば・・・と言う事ですね。
つまり、保健所が管理しなくなるし、病院に行くか行かないかは自己判断。自宅待機や隔離の要請もありません。
しかし病院に行く場合は自己負担になります。
そして感染していた場合ですが、薬なども自己負担は言うまでもない。
その薬は新薬なのでソコソコの高額になる可能性が高い。
そうなると、、、感染しても病院に行かず仕事に出る事になってしまいます。
その結果、、大爆発です。
新種のウイルス株が出来たり、外国から相手にされなくなったりして、それこそ経済が崩壊しかねません。
感染したら病院に行き薬を飲む。それを推進し、その間の手当も出来る大手企業の人は休んでも、中小企業では無理で生活の為に仕事は続けます。
インフルエンザは子供が感染しても、それなりの対処をすれば家で感染しなくてすみます。
私もインフルエンザに感染したお婆さんを車に乗せて病院に行ったことが有ります。
自分や同乗した家族はもちろん、お婆さんにもマスクを付けて行き。私も付き添いの家族も感染はしませんでした。
これがオミクロン株だと感染する可能性は高いですね。狭い車内だとマスクから漏れたウイルスで感染する可能性は十分にあります。
実生活の中でオミクロン株とインフルエンザを同等に扱うのは難しい気がします。