将棋の話で藤井聡太竜王を外す事は出来ません
その藤井聡太竜王と今日戦っているのが・・・
「マスク外しで反則負け」になり一躍有名になった佐藤天彦九段です。
佐藤天彦九段は将棋ファンなら誰しも知る強者で、元・名人です。
しかも将棋界の頂点に長く君臨していた羽生善治名人に勝って名人位を手にして話題にもなりました。
現在も将棋界のトップが集まるA級で活躍している棋士です。
棋王のタイトルは魔王・渡辺棋王が持っています。
その挑戦者を決めるトーナメントですが、このトーナメントは独特のルールがあります。
現在はベスト4まで進み、藤井・佐藤・羽生・伊藤と4人の棋士が残っています。
普通は藤井・佐藤と羽生・伊藤の勝者が決勝戦で戦い、勝った棋士が挑戦します。
ところが棋王戦は敗者復活が有り、決勝で勝った人が挑戦権を得るとは限りません。
準決勝で負けた二人が戦い、勝った人が決勝で負けた人と戦います。
それに勝ち残った人が、決勝で勝った人と二番勝負をします。
二番勝負と言うのも変でしょ。 それは決勝に勝った人が有利になる様にハンデが付いていて1勝で勝ちになります。
ですから敗者復活で勝ち上がった人は2連勝が条件となります。
今日の藤井竜王対佐藤九段の戦いは、先手の佐藤九段意向が大きく影響しますが、午前中の感じでは藤井竜王が得意の形に持ち込んでいる様子です。
序盤のこの形は藤井竜王の将棋ではよく見られます。特徴は王を左右に移動せず中央で構えています。
次に写真で右側のはし歩を突く所までは得意と言ってもいい形です。
数十年間、将棋のことなど忘れていた私をここまで夢中にしてくれる藤井聡太は・・・凄い
午後からの戦いも楽しみに観戦します