NHKの笑えるドラマ 「一橋桐子の犯罪日記」
高齢者となり老後の生活に不安を持った一橋桐子(松坂慶子)が、何か犯罪を犯して刑務所暮らしをしようと、色々画策するドラマです。。。ムショ活ですね(笑)
この事を本当にムショ生活してる男に手紙で話題にすると。
昔からそういう人は居てるが、その殆どはホームレスの人達らしい。
寒い季節になると無銭飲食や万引きを繰り返して刑務所に来ると言うのです。
そういう連中を「飯食い」とか「冬ごもり」と刑務所内では呼ぶそうです。
確かに、、、その種の犯罪で直ぐに実刑を得るには、前科が必要ですね(笑)
刑務所暮らしのベテランでないと使えない技です。
ドラマの一橋桐子は善良な市民なので、人にあまり迷惑をかけずに実刑を受けようとしているので難しい。
そこが「笑えるドラマ」のポイントなのでしょうね。
一方、冬ごもりに来る本物の受刑者は変わり者と言うか、イカレタ奴が多く。
手紙の主の男の話では
「自分もシャバではイカレタ人間だと思うけど、その自分から見ても冬ごもりに来る連中はイカレテル」と。
受刑者の雑談ではホラ(嘘)が多いのだが、冬ごもりの連中のホラは大き過ぎて聞くに堪えないと。
私から見れば、、、お前も充分イカレテルるぞぉ、、、と本人に言うと・・・苦笑いです。
だいたい「小言」を言われて苦笑いする奴は反省しませんね。
まだ反論する奴の方が反省して更生する可能性があると、、、私は感じています。
手紙にはこれから寒くなるので大変だと書いてありました。
何度も刑務所暮らしをしても、寒さ・暑さには慣れる事は無いみたいです。
先進国の間では、日本の刑務所は人権の問題があると言われています。
犯罪を犯し、その罰としての刑務所暮らし。
他の先進国では行動制限して社会と隔離する事で、罰となるし社会の安全が保たれれば充分と考えるのでしょうが。。。
元々、被害者が「かたき討ち」する事を認められていた日本人の感覚では、たとえ刑務所の中とは言え、犯罪者が自由に暮らしているのは受け入れられない感覚が少なからずあります。
被害者とかその家族の事を思えば・・・・難しい問題です。