オフィスで脳出血。
入院期間は半年でした。丁度、夏の甲子園が始まった夏、私はリハビリ病院に転院していたのです。何とか車椅子にも乗れてご飯も食べられるようになったころ。
それまでも会社の方々が見舞いには来てくれていたのですが、ある日、会社の同僚の課長がやってきました。『Yさん、入院中に仕事の事で来ました。』は?仕事の事?と心の中で思っていると『本当に申し訳ありません。専務がMさんの事で聞いてこいと煩くて。』Mさんとは会社が管理する物件の入居者ですが少しタチが悪い滞納者でもありました。私が管理していた時も当初は揉めましたがMさんの事情に理解を示し時間をかけて話し合いをしていたのです。そんな滞納者の方も誠意を示してくれていた矢先に私が入院。その課長が『どーしてもYさんでないと話はしない!とゴネてましてね。経過を専務が聞いてこいと。いやね。私も流石に入院中のYさんのとこには仕事の話で行けないとは断ったんですが。ご容赦して下さい。』課長は困惑しながら私に話をしたのです。そんな課長を見て帰れ!とは言えません。専務の性分を私も分かってますし。その課長の性分も分かってますから『Mさん。そんなに?ゴネてますか。かと言って私からMさんに電話は致しません。こんな身体ですし。』私の携帯にはMさんの番号登録はしていましたが。
『ですよね。』俯いてことばをだした課長。
滞納経緯は病院の来客室で伝え課長には帰って頂きました。『本当に申し訳ありません。お大事に。』そう言って課長が帰った後。私の心の中に何かモヤモヤしたものが残りました。
専務•••そのMさんの滞納は三カ月分が断続的にあったので任意で退去を依頼してるそうでした。退去してしまうと?滞納家賃は恐らく払って来ないでしょう。でも私なら払ってくれる。そう確信出来る人間関係がありました。
20万円から30万円の損金となるかも知れないから専務は課長に命令したのでしょう。
社員が業務中に脳出血で倒れ入院している病院へ課長に仕事のことでよこす専務。
私は益々、専務への不信感が募り、課長を道具のように使う。
私は専務が従業員をどう思っているのか?心に染み渡るほどわかるのでした。
その日を境に私はスマホを使い労災関連サイトを閲覧しまくったのでした。
入院期間は半年でした。丁度、夏の甲子園が始まった夏、私はリハビリ病院に転院していたのです。何とか車椅子にも乗れてご飯も食べられるようになったころ。
それまでも会社の方々が見舞いには来てくれていたのですが、ある日、会社の同僚の課長がやってきました。『Yさん、入院中に仕事の事で来ました。』は?仕事の事?と心の中で思っていると『本当に申し訳ありません。専務がMさんの事で聞いてこいと煩くて。』Mさんとは会社が管理する物件の入居者ですが少しタチが悪い滞納者でもありました。私が管理していた時も当初は揉めましたがMさんの事情に理解を示し時間をかけて話し合いをしていたのです。そんな滞納者の方も誠意を示してくれていた矢先に私が入院。その課長が『どーしてもYさんでないと話はしない!とゴネてましてね。経過を専務が聞いてこいと。いやね。私も流石に入院中のYさんのとこには仕事の話で行けないとは断ったんですが。ご容赦して下さい。』課長は困惑しながら私に話をしたのです。そんな課長を見て帰れ!とは言えません。専務の性分を私も分かってますし。その課長の性分も分かってますから『Mさん。そんなに?ゴネてますか。かと言って私からMさんに電話は致しません。こんな身体ですし。』私の携帯にはMさんの番号登録はしていましたが。
『ですよね。』俯いてことばをだした課長。
滞納経緯は病院の来客室で伝え課長には帰って頂きました。『本当に申し訳ありません。お大事に。』そう言って課長が帰った後。私の心の中に何かモヤモヤしたものが残りました。
専務•••そのMさんの滞納は三カ月分が断続的にあったので任意で退去を依頼してるそうでした。退去してしまうと?滞納家賃は恐らく払って来ないでしょう。でも私なら払ってくれる。そう確信出来る人間関係がありました。
20万円から30万円の損金となるかも知れないから専務は課長に命令したのでしょう。
社員が業務中に脳出血で倒れ入院している病院へ課長に仕事のことでよこす専務。
私は益々、専務への不信感が募り、課長を道具のように使う。
私は専務が従業員をどう思っているのか?心に染み渡るほどわかるのでした。
その日を境に私はスマホを使い労災関連サイトを閲覧しまくったのでした。