しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

コミュニティ

2013-06-19 00:20:02 | ヒトリゴト
新しい家に引っ越して約4ヵ月が経つ。

この家が並ぶ路地は袋小路になっており、
10数件ほど家があるのだけど
昔、その一帯が工場だったのか何なのかわからないけど
その路地一帯の住所が全て同じという珍しい土地だ。

宅配や訪問で訪ねてくる人は大概混乱する。
(私たちもその都度の説明が面倒)

そんな特殊な土地だけに
皆、ご近所仲が良い。

子どもたちもちょうど同じくらいの年齢でまとまっていたりするし、
マルチャンもその仲間に入れてもらって仲良くさせてもらっている。


同じ並びで2軒隣りのお庭がすてきなお宅があるのだが、今は空き家だ。

子どもの居ないご夫婦らしく、
今はご主人の仕事の関係で海外へ行っているらしい。

誰からの情報かはわからないけど、
子どもが居ないからなのか、この一帯のコミュニティには馴染めなかった・・とおっしゃっていたと言う。


・・・わかる。

すご~~~くわかる。



ウチの前がちょうど子どもたちや、家々のおじさん、おばさんたちの寄り合いの場所になっていて
(子どもたちが遊ぶ様子を見守りながら井戸端会議をしている)
それがリビングからすぐ見えるもんだから、マルチャンもカーテンをシャーっと開けて
デッキからそのまんま裸足で外に出て行ったりしていた。
(今は「ちゃんと靴履いて、玄関から出なさい」と言っています(^^;))

ウチは養子だけど、子どもがいることでその一帯のコミュニティに入って行きやすい。

でも子どもが居ない状況で、毎日家の前で子どもたち各々が遊び、大人がずーっと寄り合いしてたむろしているとしたら
外出もしづらくなっていって引きこもりになってしまうのではないか・・。

よっぽど話好きな人なら大丈夫だろうけど、わたしは恐らく精神的に耐えられないと思う。

ましてや、専業主婦なんてやってられないだろうな・・。
(「子どもが居ないのに働かないの?」とか言われるだろう・・)




その海外に行っていたご夫婦だが、近々帰国するらしい。

一時帰国だけなのか、
またその家に住むのかわからないけど、
そのご夫婦の情報が「子どもの居ない夫婦」であることだけが強調されていて
何だかこちら(私たち)もついこの間までずーっと「子無し夫婦」だっただけに何とも複雑な気持ちになった。


複雑な心境と言えば、
私は子持ちになりはしたけど、出産はしていない。

お隣さんにすぐ近くに住む娘さんがいらっしゃるのだが、
第二子妊娠中で、絶対安静な状況らしく実家で静養している。
マルチャンと同じ幼稚園に通う長男くんも、お隣のおじいちゃん・おばあちゃんの家に住んでいる。
(ちなみに娘さんの家は実家から徒歩1、2分のところなのですが、、)

マルチャンと長男くんがとても仲が良く、
その娘さんも人当たりのいい人でよくお話もさせてもらうのだけど
その度に出産の話を振られたらどうしよう・・とドギマギする。

ご懐妊の話を隣のおばさんから訊いた時も普通に祝福の言葉をかけたけど

「お宅は? もう入ってるとか?」

・・と言われ、

「入ってないです(心の声→)自腹じゃ)」

と即答した。

全く、、、失礼しちゃう


今日は、近所のアパートの奥様も久々に加わり、おしゃべりに花が咲いた。


その娘さんのお腹の膨らみを見て

「わ~!!お腹大きくなりましたね~」
という話になった。

いろいろ出産時の話にもなって私は全く話について行けず、またドキドキする。

「お宅はどうだった?」
と訊かれても答えられないし、知識もないし下手なこと言えないので
適当に

「うんうん。うんうん。」
などと、もっともらしく(笑)相槌を打っていた。


そこへ夫そっくりの甥っ子がそろばん塾の帰りで通りかかり、声を掛けてきた。

甥っ子が帰ったあと、隣りのおばさんが
「ホント、、あの子、ご主人にそっくりだよね~」
と言う。


「小さい頃の写真見ると特に似てるんですよ~。
でも、(甥っ子は)主人を何十倍も上品にした感じですけどね~(笑)」


一同、笑い←ちゅーか、笑いすぎですよ!みなさんっ




「・・・そういえば、マルチャンはご主人に全っ然似てないわよねぇ?」


・・・などと言われやしないか、またそこでドギマギしてしまいました。


まぁ、他所の子どもにそれほど世間のひとたちって興味ないわよね、意外と・・・


幸い突っ込まれませんでした。


血縁があっても似てない親子はたくさんいるものね。



しかし、最近は連日暑くて窓を開けっぱなしにしていますが
お互い声がご近所に筒抜け状態です。

朝食時にマルチャンがグズって泣いてたり、ブーブー言ってた声(言葉)も丸聞こえだったらしく
隣りの長男くんに登園時
「マルチャン、朝から泣いてたね
と笑顔で言われてしまいました。


おじさんは定年退職して毎日家に居て、
大工仕事などをせっせとやってらっしゃいますが、
家の勝手口やリビング脇辺りでいろいろと大工仕事をトンカンやっているので
日中、ひとりで家にいるとき、何となくリビングでくつろげない今日この頃です・・


鼻歌を歌うのも丸聞こえなんじゃないか、、と
歌も気楽に歌えなくなりました。


隣りのおばさんのことも、うかうか話せんなぁ・・と
ここでこっそり書かせてもらっています。

まぁ、ワタクシのヒトリゴトなのでサラーッと読み流してくださいませ・・。


しかし、何かあったらすぐに噂は広まってしまいそうな地域です。

ご近所付き合いは上手くやっていかなきゃな~と思います。
コメント (4)
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