“だいぶつさん”とは、
マルチャンが悪さをした時に
母に変わって憑依し、現れる者である。
その時母の意識は、遥か2400億万光年だったかの惑星方面に追いやられてしまい
マルチャンに会いたくても会えなくしてしまうのだ。
とにかくそれは怖いこわ~い存在らしい。
私は見たことないのだが
夫や甥っ子たちや姉らの証言によると
まばたきも一切せず、ただ一点を見つめ
「おまえのおかあさんはいなくなった
どうしていなくなったかをかんがえろ」
・・・とか言うらしい。
そう言い放つ顔が相当怖いらしい。
「おかあさんがいなくなる!!!」
それは子どもにとったら一大事だ。
でも悪さをしたことを認め、謝れば
おかあさんは戻って来れる。
私も“だいぶつさん”が憑依(?)した時は意識がなくなってしまうのだけど
フッと意識が戻ったときに
「あぁ、、マルチャンっ!!やっともどれた!!こわかったぁ~」
としばしの間離ればなれになってた時間を取り戻すように抱き合って喜び合う。
こういった形でおかあさんを消してしまう存在“だいぶつさん”だが
この半年間は姿を現していなかったのだが
この日の一件でまた現れてしまいそうに・・・!?
毎日まいにちマルチャンの悪ふざけがひどく、頭を悩ませていたが
この日はそれがまたしつこくて
さすがに私も
いいかげんにしろーーーーーーー!!!
と、ブチ切れてしまって部屋の電気を消してマルチャンを残し出て行った。
真っ暗な部屋に取り残されて
「ギャー」と泣きながら後追いをするマルチャン。
一瞬でも真っ暗になると怖いらしい。
私も仏ではないのですぐに怒りは収まらず
「ついて来ないでよっ」
と言って突き返したりしていた。
そしてそのままずっと怒っていたが
なぜ怒ったのか冷静に話そうと
「マルチャン、こっちにおいで」
と階段の所に座るように指示した。
ただそう言っただけなのに顔が怒っていたせいだろう。
マルチャンは怖がってなかなか近づかない。
「おはなしがあるからおいで!!」
とやはり怒り口調で言ってたので
マルチャンも恐るおそる座ると
“だいぶつさん”はこないよねぇ?
と言うではないか。
“だいぶつさん”か・・・。
きょうは来るかもしれないね・・。
そしたらおかあさんは“てんじょうかい”につれていかれちゃうけどね。
“てんじょうかい”ってすごいとおいところやねんで!
2400おくまんこうねんのほしよりとおいところまでいってしまうからな・・。
え、、えぇ~~~っ!???
お、おかあさ~~~~ん!!!
それからマルチャン、ブワ~~っと泣き崩れて
私にしがみついてきました。
おかあさんがいなくなってしまって
“だいぶつさん”がお母さん代わりになっても幼稚園の送り迎えもしてくれませんし
何せ存在が怖いですからね・・。
想像しただけでも恐ろしかったのでしょう。
でもだいじょうぶ!
“だいぶつさん”はこないよ。
こんどからおかあさんが「やめてね!」っていうことをしつこくやらないでね。
そうやってたらおふろにはいるのもおそくなるし、
ねるじかんもおそくなるし、
おそくなったらオバケもでるし、
あさもおきられなくなっちゃうよ!
あさもおそくなったらようちえんにもおくれちゃうし、
おかあさんもおこりっぽくなるし、マルチャンいいことないやん?
と、とりあえず話はつき、一件落着。
“だいぶつさん”も来ないことを知りマルチャンも安心したよう。
しかし、マルチャン、、
2400億万光年とかってどんだけか知ってんのかっ(笑)
まぁ、途轍もない距離だということは理解しているようですが
・・の前に【天上界に連れてかれる】って
わしゃ死んどるやないけーーーー
とりあえず“だいぶつさん”がもう来ませんように
お祈りしておきましょう・・。
※注:“だいぶつさん”は、奈良や鎌倉の大仏様とは違い、
マルチャンが悪いことをした時に母に突然憑依する生き霊のようなものだと思われる。
(訂正:だいぶつさま→だいぶつさん○)
神でも仏でもなく、話し方が脅迫してるっぽいので「様」と呼ぶにはふさわしくないですね。
マルチャンが悪さをした時に
母に変わって憑依し、現れる者である。
その時母の意識は、遥か2400億万光年だったかの惑星方面に追いやられてしまい
マルチャンに会いたくても会えなくしてしまうのだ。
とにかくそれは怖いこわ~い存在らしい。
私は見たことないのだが
夫や甥っ子たちや姉らの証言によると
まばたきも一切せず、ただ一点を見つめ
「おまえのおかあさんはいなくなった
どうしていなくなったかをかんがえろ」
・・・とか言うらしい。
そう言い放つ顔が相当怖いらしい。
「おかあさんがいなくなる!!!」
それは子どもにとったら一大事だ。
でも悪さをしたことを認め、謝れば
おかあさんは戻って来れる。
私も“だいぶつさん”が憑依(?)した時は意識がなくなってしまうのだけど
フッと意識が戻ったときに
「あぁ、、マルチャンっ!!やっともどれた!!こわかったぁ~」
としばしの間離ればなれになってた時間を取り戻すように抱き合って喜び合う。
こういった形でおかあさんを消してしまう存在“だいぶつさん”だが
この半年間は姿を現していなかったのだが
この日の一件でまた現れてしまいそうに・・・!?
毎日まいにちマルチャンの悪ふざけがひどく、頭を悩ませていたが
この日はそれがまたしつこくて
さすがに私も
いいかげんにしろーーーーーーー!!!
と、ブチ切れてしまって部屋の電気を消してマルチャンを残し出て行った。
真っ暗な部屋に取り残されて
「ギャー」と泣きながら後追いをするマルチャン。
一瞬でも真っ暗になると怖いらしい。
私も仏ではないのですぐに怒りは収まらず
「ついて来ないでよっ」
と言って突き返したりしていた。
そしてそのままずっと怒っていたが
なぜ怒ったのか冷静に話そうと
「マルチャン、こっちにおいで」
と階段の所に座るように指示した。
ただそう言っただけなのに顔が怒っていたせいだろう。
マルチャンは怖がってなかなか近づかない。
「おはなしがあるからおいで!!」
とやはり怒り口調で言ってたので
マルチャンも恐るおそる座ると
“だいぶつさん”はこないよねぇ?
と言うではないか。
“だいぶつさん”か・・・。
きょうは来るかもしれないね・・。
そしたらおかあさんは“てんじょうかい”につれていかれちゃうけどね。
“てんじょうかい”ってすごいとおいところやねんで!
2400おくまんこうねんのほしよりとおいところまでいってしまうからな・・。
え、、えぇ~~~っ!???
お、おかあさ~~~~ん!!!
それからマルチャン、ブワ~~っと泣き崩れて
私にしがみついてきました。
おかあさんがいなくなってしまって
“だいぶつさん”がお母さん代わりになっても幼稚園の送り迎えもしてくれませんし
何せ存在が怖いですからね・・。
想像しただけでも恐ろしかったのでしょう。
でもだいじょうぶ!
“だいぶつさん”はこないよ。
こんどからおかあさんが「やめてね!」っていうことをしつこくやらないでね。
そうやってたらおふろにはいるのもおそくなるし、
ねるじかんもおそくなるし、
おそくなったらオバケもでるし、
あさもおきられなくなっちゃうよ!
あさもおそくなったらようちえんにもおくれちゃうし、
おかあさんもおこりっぽくなるし、マルチャンいいことないやん?
と、とりあえず話はつき、一件落着。
“だいぶつさん”も来ないことを知りマルチャンも安心したよう。
しかし、マルチャン、、
2400億万光年とかってどんだけか知ってんのかっ(笑)
まぁ、途轍もない距離だということは理解しているようですが
・・の前に【天上界に連れてかれる】って
わしゃ死んどるやないけーーーー
とりあえず“だいぶつさん”がもう来ませんように
お祈りしておきましょう・・。
※注:“だいぶつさん”は、奈良や鎌倉の大仏様とは違い、
マルチャンが悪いことをした時に母に突然憑依する生き霊のようなものだと思われる。
(訂正:だいぶつさま→だいぶつさん○)
神でも仏でもなく、話し方が脅迫してるっぽいので「様」と呼ぶにはふさわしくないですね。
マルチャンの想像力すごいね。
うんうん!大事な かぁさんの代わりにだいぶつさんが居たら困るわ~
瞬きもせず・・・
笑える~~~~~
いたずら盛りは大変だ!
笑い事ちゃうから~
ホントに怖いらしいのよ~
わたしなんか、だいぶつさんが来たら
異次元空間のようなところに追いやられちゃうんだからぁ~
あ、、
でも待てよ?
「ヤ○スの鏡」の大沼ユミ(←知ってる?)みたいにさ、
もうひとりの私がやってきて
だいぶつさんみたいに不良言葉の人になってしまうんじゃないかしら
きっとそうだわ!
いやっ!!
そんなの怖いわっ!
私が消える…
堤先生助けてっ!
わたし、
わたし、とっても怖いの…
野獣会の奴らとなんか戦いたくない!
わたしは裕美よ!
小沢裕美なのよーー!
……って
誰か止めてー(笑)