「しかし、かつては遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近い者となりました。」(エペソ2:13新改訳)
ゴルゴタでキリストから流れ出た血潮は、十字架から滴(したた)り落ち、大地を赤く染めた。それが永遠から永遠にいたる人類の罪はもちろん、全宇宙と万物をゆるしきよめ、のろいから解放するものであることを、誰が悟っていただろうか。▼私たちはイスラエルから遠く離れた日本に生まれ、神の存在も知らず、先祖から伝わった偶像を拝み続け、暗黒の中に生き、そのままほろんでいくあわれな民であった。それが、今や十字架の血潮を信じることによって、神の愛子とされ、永遠の嗣業(しぎょう)を受けつぐ者とされたのである。なんという恵みであろうか。▼まもなく天上で開かれる大礼拝、ほふられた子羊は御父から巻物を受け取り、永遠の救いのご計画が幕を切って落とされる。そこで私たちは力のかぎり賛美することになろう。「御座に着いておられる方と子羊に、賛美と誉れと栄光と力が世々限りなくあるように。」(黙示録5:13同)▼そのときが一日も早く到来しますように!
①けがれをきよむる血の泉は その深さ、広さ計りがたし
②罪の性質は全く死にて あらたなるものと造られたり
③罪の世に勝ちて、きよく歩む この身はときわに主のものなり
④主を知りまつりし、この喜び さながら御国にある心地す
おお ほめよ、たたえよ 十字架の血潮は
すべての罪より 我をさえ きよむ
<インマヌエル讃美歌316 詞:P.P.Knapp>