~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

乳癌の治療方法と付き合い方!!

2015-08-19 20:44:13 | 私と乳癌
乳癌の治療方法と付き合い方!!

私の乳癌は乳腺が石灰化した癌でした。結局、左乳房全摘手術を受けただけの治療でした。その治療方針を選んだのはこの前のブログの通りです。やはり、その時考える事は命をどのよ...


乳癌の治療方法と付き合い方!!

2014-08-19 02:44:39 | 私と乳癌
私の乳癌は乳腺が石灰化した癌でした。


結局、左乳房全摘手術を受けただけの治療でした。
その治療方針を選んだのはこの前のブログの通りです。


やはり、その時考える事は命をどのように生きたいかにつきる気がします。
命をどのように生きるかを決めないと治療も定まらないと思います。


「五年は生きられますか」と尋ねたとき、DRの様子が変でした。
ああ、五年かと、思いました。しかし、五年も生きられるのだと思い。
じゃあ…どうしょうかと考えました。
その結果が抗がん剤はしない。
切除術のみという治療を選びました。
そして最低限度の治療、抗生剤や痛み止めなど…。
抗生剤は二日間の点滴、術後の痛み止めは使用しませんでした。
(痛み止めを使用しない方法はヨーガの呼吸法です)
切除術の傷の手当てのみとなりました。


不安がなかったわけではありません。
以前、舅、姑、妹、弟そして夫に子どもたち、この大家族を維持していくことが苦痛なとき出遭った「インテグラル・ヨーガ」の本。今回も毎日、毎日読み続けました。
今から思えば、その時は読むだけであまり理解ができていなかったと思います。
しかし、今日の不安を取り除き、安心していく糧だったのです。
(今から思えば、良いものであっていたのだと思います)


自分の心に勝つ行為は、さほど簡単なことではありません。
頑張っていられるのは、わずかな時間です。
良いか悪いか、偉いか偉くないか、頑張り屋か弱虫か…何て判断しているだけなのです。
そこで、自分の気持ちを誤魔化さず、不安と向き合うことが大事です。
不安は何者か?実体のないものに怯える私は?と考えるのです。
真理に触れていることがこんなに救われるのかと感じました。(本当のところ意味は理解できていなかった)
しかし、真理はその文字に、言葉にして声を出し読むことで心の奥まで浸透するのだと感じました。


皆様、自分をもっともっと信じてください。
そして真理を糧としてください。
人の経験も時には役たちますが、それらは永遠でもなければ絶対正しいとは言えません。
本当の喜びは何か感じること。そして本当の私の存在を感じることが今日の糧になります。
実は痛みが消えます(嘘ではありません、事実です)痛みは心の錯覚です。



今の命を生きてください…長生きしたから幸せだとは言えないように感じています。
死は私が決定できるものではないと思えるのです。「死ぬとき、死にます」…本当の私は永遠と感じるのです。


癌と言われたら…命を考えてください。
治療方法はその次で十分です。


佳い日々をお過ごしください。











私の乳癌は何処に!!

2014-08-17 21:45:35 | 私と乳癌
この月8月で乳癌の切除術して14年になります。

多くの方が癌になられている現在、皆様にお伝えます。
決して悲しむべき事ではありません…仕方が無いことです。
あきらめてください(明らかにして)

(明らかにして)
他の組織や臓器に浸潤しない(転移しない)がんであれば、危険は無いという考え方があります。
私もそのように理解してきました。そもそも癌の基の形は正常細胞ですから、基に戻せば良いと思いました。
しかし、かなり変形してがん細胞になっている以上はほっておくより、切除術が賢明だと感じています。
これから明らかになる事実を常に把握して、どのような治療をしていくか考えてください。


どのステージなのか?
転移しやすい癌なのか?
転移しにくいものなのか?…ここは医師からの報告で判断しなければなりません。
医療側の治療方針はすべて尋ねてください。そして治療方針を自らが決定していきます。


その医療側の治療方針を一つひとつ自分に当てはめて。
これは私の命を生きるために何が必要で、不必要か判断します。
これで自ら望む治療方針が決定できます。
明らかにすることで覚悟、そしてこれから生きる決意が生まれます。


私の判断基準は
 今後どのように生きたいか考えました。
 癌を作ってしまった我が身にこれ以上負担をかけない最良な手段は何かを考えました。
 医師と納得するまでよく話し合いました。
     そして最終的に治療法は自らが判断することを医師に伝える。
     しかし、少々むっとされました。でもね、よく考えてください。自らの命ですよ。
     命は楽しく生きる道具であり、その命を育む方法は自らが決められます。
     明らかにした決意で、治療に自信を持ってください。
     大丈夫です。残された命を精一杯生きることです。
     この覚悟は、威圧的なDRの暴言もものともしません。大丈夫です。
  常に心の整理をする。
  よく考える。自らのだいたいの方針を決めて切除術に臨む。

乳癌は消化器系や循環器系、呼吸器系の癌ではないので、一般症状は低下しません。
ですから、体に対する違和感などはありません。
しかし、肝腎には負担がかかっているので、食べ物、心配、睡眠などは良いものを体に与えてください。
故に一般状態が良好ですから手術は空きがあれば早まると思います。
早まるということは、医療側の治療方針の決定が早まることになりますので、押し切られないように注意が必要です。よく考えてくださいね。
自らのだいたいの方針を決めて切除術に臨んでください。
切除術をしてから今一度細胞診がありますので、14日くらいで結果が出ます。
そして最終の治療方針が決定します。
この頃は、パターン化されているようですがそのパターンも最善かは自らが判断していきます。


今までと変わらない日々をお過ごしください。
癌は血液を栄養源として成長していきますので、食べ物を完全に菜食に変えて小食にしてください。
検査の結果を待ちましょう。


ヨーガは最良の友となるでしょう。
アーサナは集中力を高めるために行ないます。そして瞑想をしてください。
プラーナが全身にいき渡る感を受けとめてください…術後の回復がよくなり、心身の安定に役に立ちます。
それをしておくとリハビリは不要ですよ。
自らがリハビリはできますからね。
術後の痛み止めを使用する必要が無くなります…痛みの回避ができます。(無呼吸状態を味わってください)


「癌です」と伝えられたとき、「あっ、死ぬんだ」ととっさに感じました。
そして「昨日までは私の身体…そう癌がすでにあった。今日も同じじゃないのか」
今、癌と言われたから、急に心配になる…しかし、私の身体は昨日も今日も同じだ。
癌が意識化されただけだ。と思い直した。
命を生きることを考えました。
人はどんなに多く利を得たとしても必ず死に直面します。
命(Life)を考えられたことに感謝します。
そして支えてくださった皆さんに感謝します。
「命」は私が生きるのです。
ありがとう!!


この頃、命を粗末にしている人たちがいます。尊い命を大切に生きてください。



乳癌は治ったか?

2012-06-12 09:19:38 | 私と乳癌
何年か経つと完治したなどと言われますが疑問を感じます。
がん細胞は、何年もかけて負担をかけた結果です。
だって、私の場合ですが、10年前からボチボチ乳癌をつくっていたのです。
乳癌になったとき説明がありました。
1年前の夏休みに一週間人間ドックに入院しました。
その時に、乳癌は見つかりませんでした。そして、翌年の6月27日にがんの宣告を受けました。
治ったか?また発病するのか?と迷うことはないのです。


病は癌だからしんどい、死ぬとか言いますが、道を歩いていても死ぬこともあるし、
どんな時に死ぬかなど、私たちに分からないですね。
分からないことに、あれこれ悩んでも仕方がないです。
今を楽しく生きるのはどうしたらいいか気持ちの整理かもしれません。


今年で12年です。
5月頃から左の脇から肩周囲が重だるく痛みます。
そんなものでしょう・・・仕方がないのです。
原因は明らかです・・・乳癌で左乳房切除、リンパもとりました。
その為の痛みですね、そして年のせいかも?疲労かも?・・・付き合うしかない。
向き合うことかなと感じています。


私は、がん(乳癌)よりも風邪ひきの熱が辛かったですし・・・歯痛も嫌だった。
だから、辛さにおいては癌が特別ではない・・・。


私の師は
痛みを神だと思いなさいと言われます。


深呼吸をしてみると一時的に気が軽くなり痛みも軽減します。
大丈夫です・・・痛みは体だけではないですよね、心の痛みも・・・試してください。


癌になったときは、神を信じていたか分かりませんが恨みませんでした悲しみませんでした。
すべてを受け入れることができました。
支えられた12年です。これらは神からの贈り物だと思えます。


病気になれば健康をありがたいと思います。
健康なときから「心を穏やかにするにはどうするといいか考える」癖にしておくといいですね。


考える機会をお勧めします。下記は毎月1回開催されています。
より良く生きたいと願って参加しています。
誰ヨーガ





愛を深く感じた日

2010-10-23 01:36:16 | 私と乳癌
今日は松山からヨーガの仲間がいるかくらぶに来てくれました。
私の娘くらいの年なのに、ヨーガを皆さんに伝える使命をまじめに取り組み、軽やかに生きています。

優しさの中に、二人の語らいは真の魂に触れ、しあわせな時を過ごしました。

お互いに、セミナーの担当依頼が来たことで、お互いの意見交換をしたのです。
私は乳癌の経験からのメッセージを伝えました。

ヨーガはアーサナをていねいに行うこと共に、真理について学ばなければ、
本当の心の安静にはならないことを伝えました。

私たちの表面に起こる様々な事柄は、
すべて、心の一人芝居がプラーナを乱し、不調和をつくりだすのです、
その結果が痛みや病をつくります。

このことを知らないのが自分自身なのです。
原因は無知です。

マイナスな考え方ではなく、
すべては平等あること。「平等なるもの」・・・・・
ここには、差別もない、それぞれが皆尊い、まったく平等であるし、同じである。
すべては一つである。このことを知ること、
そして、日常生活において、識別していくことです。

愚痴を言ったり、人を批判したり、その結果、他者をねたみ、そねみ、怨む、
このような心の働きは真実ではない。
他者を傷つけるだけではなく、実は自分自身を傷つけていることに気づけていないのです。

私自身のことですが
日々の生活で、さりげなく正しいと思い行っていることが、
実は負の観念であることに気づき、あ然とすることが多くなりました。

師から伝えていただいている
「無意識に行為してはいけない」という教えを真剣に感じて行為していなかったのです。
ひとつひとつをていねいに行為し、そのときの感情を識別していくことが大事だということ。

日々の暮らしの中で
多種多様化した複雑に感じている心をコントロールしていかなければなりません。
人を傷つけない、いいえ、人だけではなく、この世の形あるもの、すべてを傷つけてはいけないのです。

そして、自分自身に正直に生きること、その為には嘘をつかないことですよね、
小さな嘘だったからと気に留めていないで過ごしていても、
後に、小さな嘘が不安や恐れに変化し、嘘を言ったことに執れることになります。