~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

子育て支援とは!!

2014-08-31 09:52:59 | いるかこもれび助産院
月に2回、第2・4の火曜日は丹波市
水曜日は篠山市と「子育て支援」に入っています。
丹波市は、私が生まれ18歳まで育った故郷です。
懐かしく、歳を重ねると恋しくもあり、その地で活動できることに感謝しています。


両市の活動内容はあまり変わりませんが
篠山市「たまごママネット」主催はベビーヒーリングタッチが入ります。
そしてママ・ヨーガ&マタニティ・ヨーガです。

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丹波市はベビーヒーリングタッチは今のところ行っていません。

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子どもがいないときは、何でも自分のペースで出来たでしょう。
しかし、ある日突然、生まれた喜びも束の間、昼夜赤ちゃんは泣きます。なぜ泣くのかも分かりません。
おトイレに行く間もないくらい、赤ちゃんに釘つけになります。
不自由なこの時をどのように過ごせばいいのでしょうか。


準備が必要です。
その準備は妊娠中からが大事です。
そして分娩です。赤ちゃんのペースを受け入れ、危険がない限りゆっくり赤ちゃんの誕生を待つ心構えが必要です。
心構えを養うには、妊娠中に関わる医療スタッフの真の愛の伝授が不可欠です。
その結果、どのようなお産であったとしても、赤ちゃんを受け入れ、優しいお産を体験することです。
産みの苦しみはママの心が深い愛に変容します。
そいて昼夜泣いたとしても、受け入れる愛が自然に備わります。
そして自然に母乳哺育に…。


この頃は自由という名のもとに、好き、嫌いや出来る、出来ないと自分の都合で判断する習慣が備わっています。
素直に気持ちが表せることは素晴らしいことですが、忍耐の必要な時もあります。
その状況を受け入れ、解決するには時を待たなければいけないのです。


皆さんとご一緒していますが、皆さん素直です。
正しいことをきちっんと伝えれば賢いママたちです。
即座に理解されます…その理解が継続するように…そして習慣になるように寄り添い、群れて育ち合うことが大事なのです。これが訓練かなと思います。
楽しい中に芯が育つようにしていきます。


悩みは自らが解決されます…何故なら悩みを作ったのはご本人だからです。
答えを伝える必要はないと思います!!
子育て論は不要です。
我が子にママ自らの命を伝えられたら十分です。



私はそのような思いを込めて活動させていただいています。












賛助会員様向け研修会を終えて

2014-08-21 09:01:05 | いるかこもれび助産院
NPO法人日本女性生涯支援協会を設立して10年になります。
最初はただ誰かのお役に立ちたい…・そして辛い人がなくなる世の中を作る手伝いをしたいと始めました。


ほんと思いつきのような気がします。
続けていく中で本当に大事なことは、私が役に立つ、誰かを助ける…それは自己満足に過ぎないことに気がつきました。


一人ひとりが自分を信じられるようにご一緒することなのだと。
そのためには、私自身も自らを信じられる存在であることです。


意外と難しい…失敗しそうになれば、こんなに良いことをしているのに誰も理解してくれない。
私は、こんなに頑張っているのに気がつこうとしない人ばかりじゃないか。
私の力ではどうすることもできない。皆が気がつこうとしないのだからと言い訳をしていました。


そうです。言い訳でした。
正しいことをしていることに勝手な誇りを持っていました。ただの正義です。


初心に戻ることにしました。
ベビーヒーリングタッチを考え、ママたちが我が子を愛おしいと思えるまでサポートをしていく。
ベビーヒーリングタッチはママと児の絆を作るための手段です。


ママは以前は子どもでした。
子ども頃の経験がいろいろな心模様を醸しだし我が子を育てるとき、過去の記憶が子育てを支配します。


ママの心は、我が子を受け入れられずに迷い、子育てに自信が持てません。
本当は自信などいらないのですが、情報が飛び交う中で迷うのでしょう。
その迷いは、自らが育った環境、両親から受けた養育…それらがママの心を縛り惑わします。
我が子の母であるとで十分なのですが。


ママに自信を取り戻してもらうのがベビーヒーリングタッチのインストラクターの活動なのです。
ベビーヒーリングタッチの手技は成長と発達を促す手当として有効です。
そしてママが子育てを楽しむ手段なのです。


インストラクターとしての心得がいります。
 正しいタッチの方法。
 成長が少し遅れているお子さまへのサポート、個人的な手技を伝え成長を促し、愛を持って接すること。
 母子に寄り添い母子が一体になれるようサポート。洞察力が必要です。
 ①~③を修得するために、インストラクター自身が純粋な意識で母子を見守り寄り添うことです。
 インストラクターは日々の暮らしの中で純粋になるため努力をする。
 生活を整えること、乱す事柄を観察する、本当の原因を見極めていく、そして本当の原因を切り捨てる
    日頃から真理を学び、正しく見る、考える、言葉にする、行為する。
    正しい生活をする。これらを実践して初めて洞察力もみにつきます。


インストラクターの研修会は
毎月第1・3金曜日  10時30分~12時30分まで
第4日曜日に心のしくみや仏陀の苦痛を取り除く方法「四正諦」などを学び合いをしています。
ヨーガは心は風、呼吸は水、身体は氷に喩えて、ヨーガアーサナの実践を研修会で行っています。
心や呼吸は掴むことができませんが形ある身体をとらえ、変化を感じることで、
呼吸や心の働きを調えていく方法を行っています。
自らを純粋にしていきます。そして自らが純粋であることに気がつきかけます
それが大事なのです…インストラクター自身が空っぽ、純粋で透明な心でママたちと寄り添うことです。
自らの心の純粋さで、ママとの対応が変化します。
その結果、ママの自立につながります。


是非ご参加ください。そして心身が軽やかで快活な状態を感じて支援活動にお励みてください。




乳癌の治療方法と付き合い方!!

2014-08-19 02:44:39 | 私と乳癌
私の乳癌は乳腺が石灰化した癌でした。


結局、左乳房全摘手術を受けただけの治療でした。
その治療方針を選んだのはこの前のブログの通りです。


やはり、その時考える事は命をどのように生きたいかにつきる気がします。
命をどのように生きるかを決めないと治療も定まらないと思います。


「五年は生きられますか」と尋ねたとき、DRの様子が変でした。
ああ、五年かと、思いました。しかし、五年も生きられるのだと思い。
じゃあ…どうしょうかと考えました。
その結果が抗がん剤はしない。
切除術のみという治療を選びました。
そして最低限度の治療、抗生剤や痛み止めなど…。
抗生剤は二日間の点滴、術後の痛み止めは使用しませんでした。
(痛み止めを使用しない方法はヨーガの呼吸法です)
切除術の傷の手当てのみとなりました。


不安がなかったわけではありません。
以前、舅、姑、妹、弟そして夫に子どもたち、この大家族を維持していくことが苦痛なとき出遭った「インテグラル・ヨーガ」の本。今回も毎日、毎日読み続けました。
今から思えば、その時は読むだけであまり理解ができていなかったと思います。
しかし、今日の不安を取り除き、安心していく糧だったのです。
(今から思えば、良いものであっていたのだと思います)


自分の心に勝つ行為は、さほど簡単なことではありません。
頑張っていられるのは、わずかな時間です。
良いか悪いか、偉いか偉くないか、頑張り屋か弱虫か…何て判断しているだけなのです。
そこで、自分の気持ちを誤魔化さず、不安と向き合うことが大事です。
不安は何者か?実体のないものに怯える私は?と考えるのです。
真理に触れていることがこんなに救われるのかと感じました。(本当のところ意味は理解できていなかった)
しかし、真理はその文字に、言葉にして声を出し読むことで心の奥まで浸透するのだと感じました。


皆様、自分をもっともっと信じてください。
そして真理を糧としてください。
人の経験も時には役たちますが、それらは永遠でもなければ絶対正しいとは言えません。
本当の喜びは何か感じること。そして本当の私の存在を感じることが今日の糧になります。
実は痛みが消えます(嘘ではありません、事実です)痛みは心の錯覚です。



今の命を生きてください…長生きしたから幸せだとは言えないように感じています。
死は私が決定できるものではないと思えるのです。「死ぬとき、死にます」…本当の私は永遠と感じるのです。


癌と言われたら…命を考えてください。
治療方法はその次で十分です。


佳い日々をお過ごしください。











私の乳癌は何処に!!

2014-08-17 21:45:35 | 私と乳癌
この月8月で乳癌の切除術して14年になります。

多くの方が癌になられている現在、皆様にお伝えます。
決して悲しむべき事ではありません…仕方が無いことです。
あきらめてください(明らかにして)

(明らかにして)
他の組織や臓器に浸潤しない(転移しない)がんであれば、危険は無いという考え方があります。
私もそのように理解してきました。そもそも癌の基の形は正常細胞ですから、基に戻せば良いと思いました。
しかし、かなり変形してがん細胞になっている以上はほっておくより、切除術が賢明だと感じています。
これから明らかになる事実を常に把握して、どのような治療をしていくか考えてください。


どのステージなのか?
転移しやすい癌なのか?
転移しにくいものなのか?…ここは医師からの報告で判断しなければなりません。
医療側の治療方針はすべて尋ねてください。そして治療方針を自らが決定していきます。


その医療側の治療方針を一つひとつ自分に当てはめて。
これは私の命を生きるために何が必要で、不必要か判断します。
これで自ら望む治療方針が決定できます。
明らかにすることで覚悟、そしてこれから生きる決意が生まれます。


私の判断基準は
 今後どのように生きたいか考えました。
 癌を作ってしまった我が身にこれ以上負担をかけない最良な手段は何かを考えました。
 医師と納得するまでよく話し合いました。
     そして最終的に治療法は自らが判断することを医師に伝える。
     しかし、少々むっとされました。でもね、よく考えてください。自らの命ですよ。
     命は楽しく生きる道具であり、その命を育む方法は自らが決められます。
     明らかにした決意で、治療に自信を持ってください。
     大丈夫です。残された命を精一杯生きることです。
     この覚悟は、威圧的なDRの暴言もものともしません。大丈夫です。
  常に心の整理をする。
  よく考える。自らのだいたいの方針を決めて切除術に臨む。

乳癌は消化器系や循環器系、呼吸器系の癌ではないので、一般症状は低下しません。
ですから、体に対する違和感などはありません。
しかし、肝腎には負担がかかっているので、食べ物、心配、睡眠などは良いものを体に与えてください。
故に一般状態が良好ですから手術は空きがあれば早まると思います。
早まるということは、医療側の治療方針の決定が早まることになりますので、押し切られないように注意が必要です。よく考えてくださいね。
自らのだいたいの方針を決めて切除術に臨んでください。
切除術をしてから今一度細胞診がありますので、14日くらいで結果が出ます。
そして最終の治療方針が決定します。
この頃は、パターン化されているようですがそのパターンも最善かは自らが判断していきます。


今までと変わらない日々をお過ごしください。
癌は血液を栄養源として成長していきますので、食べ物を完全に菜食に変えて小食にしてください。
検査の結果を待ちましょう。


ヨーガは最良の友となるでしょう。
アーサナは集中力を高めるために行ないます。そして瞑想をしてください。
プラーナが全身にいき渡る感を受けとめてください…術後の回復がよくなり、心身の安定に役に立ちます。
それをしておくとリハビリは不要ですよ。
自らがリハビリはできますからね。
術後の痛み止めを使用する必要が無くなります…痛みの回避ができます。(無呼吸状態を味わってください)


「癌です」と伝えられたとき、「あっ、死ぬんだ」ととっさに感じました。
そして「昨日までは私の身体…そう癌がすでにあった。今日も同じじゃないのか」
今、癌と言われたから、急に心配になる…しかし、私の身体は昨日も今日も同じだ。
癌が意識化されただけだ。と思い直した。
命を生きることを考えました。
人はどんなに多く利を得たとしても必ず死に直面します。
命(Life)を考えられたことに感謝します。
そして支えてくださった皆さんに感謝します。
「命」は私が生きるのです。
ありがとう!!


この頃、命を粗末にしている人たちがいます。尊い命を大切に生きてください。