~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

生きる力2

2008-09-30 06:41:21 | いるかこもれび助産院
生きる力を構成するもの


服部先生の講座より




自立心:ひとりで生きる力
簡単なようですが育み方を間違えると、いつまでも理解できない弱い精神になります。
自立心を育むにはどの様に関わればよいのでしょうか?



子の成長と発達を真心(その子自身の特性にあった見方をする心:母のエゴで見ない心)で見ていくことです!
いかなる時もひとりで生きねばならない:厳しいことのようですがそうではないのです。
皆さんはいつも行っていることです。
頭が痛い時、じっと耐えて辛抱していることがありますね。
その状態はすでにひとりで誰の介入もない状態で耐えて処理をしています。
(ひとりで耐えること=ひとりで的確な処理・処置ができること=ひとりで生きること)
すべてにおいて、そのようにしていくこと、積み重ねです。
先ばしり、口を出さない、手も出さない、愛で見守り、心をはなさない。





周りの仲間たちは心を寄せ親切にしなければなりません。
それが2番目に大切な人と共に生きることにつながります。










服部先生は【人間の発達過程を三幕のドラマ】分類されています。

第一幕   子どもの時間【母港】  (0歳~10歳)



第二幕   思春期:青年期【船出】  (11歳~20歳)



第三幕   大人の時間【本航海】    (20歳~)

母港の安心があるから船出が出来る、そして、社会への本航海が出来るのです。
次回は第一幕について、皆さんと考えていきたいと思います。


生きる力

2008-09-29 07:44:18 | いるかこもれび助産院
たまごママネット主催の「母育所」にて、

「親も子もともに育つ」大阪人間科学大学教授 服部祥子先生の講座に参加して。

今を生きる子どもたち



現代の若者たちの傾向(服部先生のまとめより)

疲労感・抑うつ感・空虚感が強いので、孤独感・疎外感・そして攻撃心が現れる、
他者とともに楽しく生きる、共感する、守るべき規範意識が弱い傾向。
したがって、自分から何かを作り上げる力が弱い、
しかし、それは自分が原因だとは感じていない。
誰かのせいにする。うらみぶしでかたづける。
他者を恨むようになる。しかも恨み対象は誰でもいいのだといことだ!




どの様に育てればいいのか?


【生きる火種】と服部先生は説明されていました。


その子自身のエネルギーの量・質だと思います。
では、量・質のいいエネルギーは増やし
【生きる火種】をたくさん保持した子に育てるには!

母子関係の愛着行為につきるでしょう!!!
妊娠中からの母からの子への思いを育むことが大切です。
大きな病院にかかれば、
無事に産ませてもらえる、
安全切符でも手に入れたかのような錯覚。
この考え方がすでに他者に依存して、
生きる力を放棄しているようなものです。








また、逆に。情報を鵜呑みにして、自分自身の生き方の欠如。
情報から、この様なお産がしたい、子を無視した母の思いを正しいと勘違いをする、
熱心に取り組んでいるよう見えるが、
自分の思いを律せていない(自律心)誰のために自分は存在するのか、
すでに、母の理想をかなえるために子へおしつけになっている。


何も難しいこといらない。
親自身の生き方を見直し生きる力を強くすることです。
世代間伝達(母が育てられたように子を育てる、そして、面々と負の思いは続く)といわれますが、
自分自身のあり方を考え、自律心を養えばいいのだと感じています、
(人のせいにしない・逃げない・誤魔化さない)。
仲間つくりが必要になります。
仲間たちと同じ境遇を励まし合い、生きる力を育んで欲しいと感じています。

次回に続く!!!!!


















アーサナの効果

2008-09-25 06:13:47 | Saranyaのひとり言
毎日お子さんの成長を楽しみながら生活をされていることでしょう。
妊娠されて、赤ちゃんに心を寄せ、夫と夢を語り幸せもいっぱいでした。
生まれてきてくれてありがとう。
それもつかの間、毎日が眠れない、
その上にこれまで自由に動けた買い物など諸々が一切出来なくなります。



赤ちゃんは、何故泣くのか分からない?
便が出ないけれど大丈夫だろうか?
おっぱいを頻繁に飲むのは足りないからか?この状況は疲れがたまるばかりです。



あるお母さんが「あきらめること」と言っていました。
果たして、心からあきらめられるでしょうか?
言われた方は、毎日アーサナをされたようです。



心を変えようと思ってもなかなか変わりません。
心は都合のいいことばかり言ってきて、自分自身を惑わします。



アーサナは
体を通して、心を動かしているプラーナ(エネルギー・神経系)をコントロールしていきます。
だから、意外と理屈じゃない部分で解消されていきます。


また、赤ちゃんの世話で疲れた体もアーサナで流れが良くなり軽くなります。
肩こりや腰痛、背中の痛みなどは、育児から生じる疲れですから解消されます。
分娩時の骨盤の歪みさえ自然に矯正します。


但し、毎日アーサナを行うことが大切です。



アーサナの効果



アーサナは背骨の一つ一つの椎間板をつないでいる靱帯や筋肉を
組み立てられたアーサナによりゆさぶりほぐしていきます、
自然に無理なく矯正されていきます。



背骨の後ろを尾てい骨から頭に向かっているナーディー(スシュムナー)が
流れるようになり、各チャクラを刺激します。
チャクラへの快刺激は体の臓器を活性化します。



アーサナ時に行う呼吸は、
ナーディー(72,000本の気)の流れを良くなり各細胞にプラーナが運ばれ活性化します。
元気になります。



アーサナ時の呼吸は、集中がおこり安くなりますので、心が動かなくなり
自然に心のもやもやがざわざわ感が解消されていきます。




(育児や分娩後の体調不良を心の疲れを解消します)

http://www.mahayogi.org/kriya/asana01.html

いるかくらぶにはママヨーガがあります。
是非ご参加ください。親切な講師がお待ちしています。
お子様と一緒に遊んでくれるコーディネーターもいます。
http://www.iruka-club.com/baby.html#baby06




個性とはなにか?

2008-09-22 23:03:47 | いるかこもれび助産院
個性とはなにか?

「ああ、私も普通の主婦になっちゃったなあ」
私がしばしば心の中で呟いていた言葉です。
前回、「普通とは何か?」というお話がありました。
私の場合、心のどこかにずっと「普通じゃつまらない、個性を大事にすべき」という思いがありました。
では、個性って何なのでしょう?




私には高校生のときからファッションの世界で活躍したいという夢がありました。
卒業後は服飾の専門学校に進みました。
そこには、個性的なファッションで身を包み、何とか自分を表現しようともがいている人がたくさんいました。
私もその一人でした。
働くようになってからも、学生のときのような奇抜さは無くなったものの、
やはり身に付けているもので自分らしさを出そうとしたり、
また、さらには自分の職業やおかれているポジションなどで、それが自分だと思っていました。
仕事は楽しくやりがいもありましたが、当初夢見ていたような職種にはつけないまま、結婚し退職しました。





結婚し仕事を辞めること、そして大阪に引越したこと。
それらは全て自分自身で決めたこと。
仕事もある程度頑張ったし…と納得したはずだったのに、
いざ家庭に入ったら、
誰に会うわけでもないのでだんだん着飾ることもなくなり、
慣れない土地で慣れない家事に追われる日々…。
自分が自分じゃなくなっていくような気持ちになってしまいました。
そして冒頭の言葉が頭をよぎるのです。
さらに、もしかしたら親もそう思っているのではないかと、
期待に応えることができなかったという申し訳なさもありました。



自分で決めたことだから、すべて自業自得。
頭では分かっていても、
感情的になってしまうと「私、いったい何やっているのだろう」と思ってしまっていたのです。
その時その時で自分なりに考えて出した結論なのに、
こんな風に考えてしまうなんて自分を客観的に見ることができていないのかもしれません。
そして、いつも感覚で動いてしまう癖があり考えが浅いのではないかと思います。
なんで私はこういう人なのか、
本当の「私」って何なのか、
私の「個性」って?という疑問がその頃から常に頭にあります。



「個性ってなに!」http://et-iruka.blog.ocn.ne.jp/blog/cat7027514/index.html

私がかつて個性だと思っていたものは、「エゴからの個性」だったのだと思います。
だから、それを失くしたときに自分自身を見失って苦しくなったのだと思います。
結婚をしたいと思ったのに、それまでの生活をなくしたら、
今度はそちら(過去)に対する執着の心が芽生える…。
それは無知からきているのだと知りました。




私は、いまこの時期にヨーガに出会い、
アーサナをしたり広場でお話をうかがったり、
本を読んだりという機会に恵まれたことは、
自分自身を見つめなおす素晴らしいチャンスをいただいたのだと思っています。




個性とは、特別であるとか目立つということではなく、
また職業や立場によって変わるものでもなく、
その人自身から溢れ出る魅力のことであるならば、
私はヨーガを学ぶことを通して、いつでもブレない軸のようなものを持ち、
エゴや無知に気付きそれに振り回されない自分でありたいと願うようになりました。
そして子育てにおいても、キラキラと輝きを持って生まれた子どもの個性を、
親のエゴで押しつぶすことなく、その子らしくあたたかく育んでいけたらと思っています。




妊娠と分娩

2008-09-16 08:27:51 | いるかこもれび助産院
私たちは、妊娠をして自分自身の体に心が向くようになると思いませんか。


それまでは、若さであれもしたい、これもいいなと。
あれこれ興味が向くままに貪り、楽しんでいるのか!疲れているのか分からない状態をつくっていたことでしょう。

妊娠を期に、急に体に気が向くようになります。
それでは、遅いことが多いです。

すでに、基礎的な体は作り上げられているからです。

赤ちゃんを育てているお母さんたちは、
今の食事が、赤ちゃんが大きく成長してからも影響があることを感じて欲しいと思います。


皆さんは、
嬉しいことに両親から、
また、おじいちゃんおばあちゃんから遺伝という素地をいただいて生まれています。
その素地は、ストレスという負担が身にかかった時、自律神経の乱れ、過剰なホルモンの放出が起こります。
そのことが、素地を悪化させる原因になるのです。
そして、病気などへ移行します。

妊娠が切っ掛けで悪化する場合もあるわけです。
お母さんたちにお願いです。
お子さんが、そのような状態にならないように育ててあげてください。

大事なのは、心身の健康です。ストレスに強い子に育てましょう。


まずは、毎日の食事から変えてください。
http://www.iruka-club.com/special.html#special06