いるかくらぶで開催されているいるか広場では
ヨーガをベースとした日常のあり方などを紹介していただき、
「心」や「私」のエッセンスに触れながら共に学んでいます。
いるか広場で話し合ったテーマをご紹介します。
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テーマ(自分を受け入れる)
いるか広場(2008年1月28日11時より)
「自分自身を受け入れることが大切。そうしないと前に進めない。」
と言うことを学びましたが、
私は、その「自分自身を受け入れること。」ができずに、
前に進めない状態にあるようです。
受け入れるとはどういうことか?
どうすれば受け入れられるのか?がわからないのです。
前回、みなさんのお話を聞き、
「できていないのは自分だけではないか」
と急速に自信をなくし、殆ど話が聞こえない・わからない状態に
なってしまったにもかかわらず、「わからない」と言えませんでした。
そこで今回、正直に「わからない」と言ってみようと思いました。
そして、皆さんに意見を伺ってみようと思いました。
私は、大学4年生の時に研究室の先生にゼミの度に
「もう大学を辞めたい」と思うほどに攻撃されました。
卒論のテーマを決めるにあたり、
どんな研究をしたいかを各自発表するのですが、
明確にやりたいことのない私には、何か発言する度に、
「それで?」「それから?」「なんで?」
と答えられなくなるまで問い詰められることが、
また私に対してだけ執拗だったことが、「攻撃」と感じられたのです。
就職すると、仕事を与えられず、
いつのまにか「できないヤツ」のレッテルを貼られ、
干され、それでも6年半居座り続けた末、逃げ出しました。
この数年間で、自分のことを決定的に
「何をやってもダメなヤツだ」と思うようになりました。
できないことが悔しい、
それを指摘されることが悔しい、
しかし、どうすればできるのか、
いったい自分は何をすべきなのか、
全くわかりませんでした。
ケリをつけようと、その場を離れたつもりでしたが、
今思うと問題をそのままにして逃げただけで、
何も解決できていないのかもしれません。
「問題を放置せずにその時に原因を探ること(前回の文章より引用)」
ができていませんでした。
このことは、私にとって苦ですが、
大きな学びのチャンスであると理解し、
克服して行きたい。
自分自身とは、
いつか朽ちる肉体ではなく、常に動揺変化する心でもなく、
それらを単に見ている純粋な意識であることを知り、
「自分はダメなヤツだ」と苦しむ心を調教できるようになりたい。
自分の心を冷静に見ることが、
「自分自身を受け入れる(「本当の自分自身」が「自分の心」を受け入れる)」
ことにつながると思います。
自分に自信が無い、
自信が無いのは愛されている実感が無いから、と思っているが、
「愛とは捧げること、自らを他者の幸せのために与えること」であり、
自らの苦しみを避けるためには他者を苦しめてはならず、
自らの幸いを招くためには他者の喜びに奉仕することです。
自分の好きでないこと・他者も嫌なことを進んですることによって、
今までの「好き嫌い」「良い悪い」の観念がぐらついてくる。
それを実行していくことで、自然に努力無く行うことができるようになり、
「良い悪い」関係なくすべて平等になり、まったく気にならなくなる。
本当に他者のために行っていくことで、無知やエゴをなくしていくことになる。
私は、一つの方法として、次のことを実行して行きます。
・アーサナを行うことで、呼吸が長くなり、心が動き回ることがなくなり、
「苦しむ心を調教して冷静に見る」を実践することができる。
これから、そういう気持ちでアーサナに取り組んで行きたいと思います。
・小さなことでも、自分の好きでないこと、他者の嫌がることを、
進んでやってみるようにする。そうすることで無知やエゴをなくし、
純粋な心で満たされると思います。