~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

本当の自分を知ること

2008-02-25 01:23:00 | いるかこもれび助産院

いるかくらぶで開催されているいるか広場では
ヨーガをベースとした日常のあり方などを紹介していただき、
「心」や「私」のエッセンスに触れながら共に学んでいます。

いるか広場で話し合ったテーマをご紹介します。

いるか広場の詳細はこちら

テーマ(本当の自分を知ること)
いるか広場(2008年2月25日11時より)

前回は自分を受け入れること、
前々回はストレスの原因を放置しないこと、
をテーマに話しをしました。

そこで今回は受け入れるためにも
ストレスを放置しないためにも、
自分をもっと深く知ることが
必要なのではないかと思い考えてみました。

人は自分のことは自分が一番わかっている
と思って行動しています。

もちろん自分のことですから
他の人よりはわかっているでしょうが、

私も含めてどれだけの人が
本当の自分をわかって行動できているでしょうか?

楽な方(快楽)に流されたり、思い込みで決めてしまったり・・・

無意識のうちに選び行動していることは多いですが、
私の経験ではそういう行動は
あまり良い結果にならないことが多いように思います。

ではどうすれば自分に本当に必要なものを選び行動できるか?
それには自分の身体と心の状態をよく知っていなければできません。

身体と心の内側の声によく耳を傾けるのです。

とはいえ、

それが当たり前にできている人にとっては
難しいことではありませんが、
癖づいていない人にとっては
わかりにくいことだと思います。

例えば

「は-っ、しんどくて何もする気になられへん」

という時、

そのしんどさが身体のしんどさなのか
心のしんどさなのかじっくり見つめます。

身体のしんどさであれば休息することで
元気になるかもしれませんが、

心のしんどさだった時は原因を探り
なぜ自分がそのことでしんどくなったか、
自分の心がどういう反応を示したかなどを
紐解いていく必要があります。

そして自分の心の中にそのつど答えを見つけていきます。

これはあくまで私が行ってきた一例で、
やりかたは人それぞれだろうと思います。

ただこのやり方では何かきっかけがないと
原因探りを始めないので、日々心を見つめるのは
アーサナが効果的だと思います。

私の場合アーサナを丁寧に続けることで
自分の悪い癖のようなものが目につきはじめました。

最初は戸惑い嫌な気持ちにもなりましたが、
今思えばそれこそがアーサナの効果で
自分の心に向き合うチャンスだったのだとわかります。

そしてアーサナを続けていたことで心に動揺がなく、
冷静に受け止め消化することができました。

大事なことは、本当の自分(無私で純粋な意識)を知ることです。

それが当たり前にできるようになると
色んなことに対処がしやすくなると思います。

私もまだまだ本当の自分をわかっていませんが、
紐解いていく作業はこれからも続けていきたいと思っています。

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*アーサナを丁寧に続ける(本文より)

アーサナを続けることによって、自分自身の空間を
変えることができるのです。
本来、アーサナの目的は精神を落ちつかすのが目的。
日常生活に振り回されている心は、
アーサナによって整理整頓され、集中力ができてきます。

* 心というものは、一瞬 観念がかぶさり、
その心が判断していくので、 しんどくなるのです。
心はいい方向に道づけていくとその方向に進みます。

心は何かで満たしておかないと不安になるのです。

ですから、

何がしたいのか! どのようになりたいのか! 
状況をつくる! そして、それに向かって進む! 

演じるのです!心を調教していくのです。

* 今を生きる 昨日のことを明日の糧とする。

与えられた仕事や用事は正面から受け入れて、
愚痴を言わず、こなして行く。

男性と女性は感じ方など違う、違うのは当たり前のこと、
だから、自分の考えを表現していく、
説明しないと分からない、だから、思いは素直に伝える。

しかし、言葉を使わなくても、心の奥のうそは
必ず行動や雰囲気に現われ、体全体から出て来るものである。

* 「本当の自分の意味がわからないのです」

普通は心(色眼鏡、観念や今まで培った記憶)によって、
他者を見る。判断する。この様な私を私と言っている。

私たちの意識には四つの意識がある。

覚醒している意識、夢を見ている意識、熟睡している意識があります、

この様な意識を誰が知っているのか、
よく眠れたと感じているのは誰、
これらを見ている意識がある、

それが四つ目の意識 本当の自己なのです。

心の中を整理整頓していくことで、感じていくのです。認識するのです。
そして、何もなくても、無性に嬉しい、楽しい、幸せだと感じられるのです。
それが、本当の自己なのです。