南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

熱闘甲子園

2006-08-21 18:06:06 | Weblog
高校野球決勝は久々感動した。 
気迫のこもった両投手の投げ合いはまるで漫画「巨人の星」を彷彿させ、苫小牧の田中投手の眼球には確実に炎が燃えていたのを僕は確認した。 
一方の斉藤投手も冷静さの奥に秘めたる闘志はただ者ではなかった。 
この両投手の戦いはテレビを通じて全国の人に熱い感動を与えてくれた。 
同じ投手でも小泉、小沢の両党首がいくら熱く語ろうとも国民にこれだけの感動を伝えることは出来ない。 
しかし、もの事というのは必然というか、なるべくしてなるものである。 
世界の王さんが病気になり多くの国民が心配し回復を心の底から願っているこの時に、王監督の母校である早実が甲子園で初優勝を成し遂げ王監督にこの上ない元気のパワーを与えることが出来たなんてあまりにもドラマティックである。 
そういう意味では今回の早実の快挙は、王監督の回復を願う多くの人の思いが成し得た技なのかも分からない。 
サッカーのワールドカップで不完全燃焼気味だったスポーツによる感動が改めて完全燃焼された感じでとてもすっきり満足でした。 
ありがとう、熱闘甲子園。