明日を夢見て~神様と筋ジストロフィーと共に生きる~

クリスチャン。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者で電動車椅子と人工呼吸器を使っている。

モネと龍馬伝

2010年11月29日 19時17分40秒 | 日常
昨日は北九州市立美術館のモネとジヴェルニーの画家たちという展覧会に行って来た。

写真で見る限りは印象派の絵はあまり好きじゃなかったんだけど、やっぱり実物は違うなぁ!
時代を感じることができるし、色彩も写真より淡い感じが出ていたからよかった。

モネの作品は10個しかなかったのは残念。。
でも「睡蓮」などの代表作はあったから嬉しかった。

なんとなくだけど、この画家たちにとってジヴェルニーは、魂で自然を感じることができる原風景のような場所だったんだろうなと思った。
現代はそのような場所は少なくなっているからね。。
画一的な都市が原風景になるとは思えないし。

そして昨日、大河ドラマ「龍馬伝」が終わった。
「風林火山」以来、最初から最後まで大河ドラマを通して見ることができた。

龍馬を殺した市川亀治郎さんの役柄が今井信郎と書いてあったから、京都見廻組が暗殺した設定にしたんやね。

ちなみに僕は薩摩か長州の人が暗殺したと考えています。
龍馬の凄さを身近で感じていたと思うし、大政奉還の恨みはあるはずだから。

幕府が龍馬を危険視するほど、当時は有名ではなかったみたいだしね。

でも偉大な人というのは、自分の役目や使命が終わると、表舞台から姿を消していくんやね。
きっと時代の流れなのかな。

僕のような平凡な人にも使命や役目ってあるのだろうか。
使命や役目を見つけていく努力をすることが生きる意味につながっていくのかもしれないね。

それにしてもラストの岩崎弥太郎のご臨終シーンには笑ってしまった。
まさにブラックジョークじゃないか。(笑
というよりあの死に顔はあまりにもかわいそう。。。

さぁ次は「坂の上の雲」が早く見たいな!

祈りという賜物

2010年11月15日 13時39分50秒 | キリスト教
祈りという行為は、神様を信じる人々ならば誰にでも与えられる賜物だなと改めて感じるようになった。
もちろん忙しい日常なら、祈る時間を作る努力は必要になるだろうけど。

祈りは偉大だ。
絶えず諦めないで祈り続けていれば、神様は必ずお聞きになり、たとえ自分の願いとは違ったとしても、神様がお考えになられる最善の道を示して下さる。

自分は生きている価値のない人間だ、自分は無力だ、と無力感に縛られているクリスチャンもいると思う。

しかし自分のため、他人のため、世界のため、神様のために祈ることで、生きる意味を見出し、無力感から解放される。

だから無力の人、生きる価値のない人はいない。

マザーテレサの本にこんな人が出てきた。
ある修道女がいて、マザーテレサと共にインドで活動したかったんだけど、重い病気を患い、寝たきりになってしまった。
でもマザーテレサは言った。
「私の仕事の手伝いを祖国でして下さい。毎日祈るのがあなたの役目です。」と。
この修道女は後にもう一人のマザーテレサと呼ばれたらしい。

僕はこのまま病気が悪化していけば、約10年後には寝たきりの体になる。
寝たきりがどんな精神状態になるのか今は想像も出来ない。
もしかしたら寝たきりになる延命治療を拒絶して、死を選ぶかもしれない。
今の段階では延命治療は拒絶したい。

でも祈りの賜物はいつまでも失わない。
何の取り柄のない人でも、重い障害や病気で周囲から生きる価値のない人と呼ばれても、祈りの賜物は全ての人に与えられている。

このことに改めて気付くことができて良かった。

もちろん病気の癒しも求めていきたい。
でも神様の御心のままに全てを受け入れて従っていこう。

不幸と苦しみを味わっても感謝と喜びを表していきたい。
幸せを味わったら、感謝と喜びを表せるのは簡単なことだから。

『神を待ち望む/シモーヌ・ヴェーユ』

神の憐れみは不幸そのものにおいて輝きます。
慰めのない苦しみの中心で、その奥底で輝きをはなつのです。
愛のうちに耐え忍び、魂が「わたしの神よ、なぜわたしを見棄てられたのですか」という叫びを押さえられなくなるところまで落ちつていくなら、苦しみのうちにとどまりつつも、なお愛することをやめずにいるなら、ついには不幸ではないなにかにふれます。
それは歓びではなく、本質的で、純粋で、感覚にもとづかない、歓びにも苦しみにも共通した根源的な要因というべきものです。
それこそ神の愛なのです。
歓びとは神の愛にふれる甘やかさであり、不幸とはその接触が苦しみをもたらすときに与える傷なのです。
そのとき、接触そのものが重要なのであって、接触のしかたは問題ではないことを知るのです。

LOFT~風邪~短編詩

2010年11月12日 14時54分08秒 | 日常
一昨日は雑貨店のLOFTに行って来た!
初めて行ったけど、お目当ての物はあまりなかったなぁ。
可愛すぎる物が多くて、ちょっと自分の趣味とずれる品ばかりだったからね。

でも暖かそうなスリッパを買った。
デザインは好みではないけど、カラーが気に入った。
履いてみると、強風の寒い所にいても暖かさが逃げないね!!

それと何度でも使えるホカロンも買った。
一体何回ほど使えるのだろう?

そして2011の年賀状コーナーがあって、そこにトトロの絵柄のスタンプがあった。
「卯の2011はトトロで決まり!」と書いてあったんだけど、トトロってうさぎなの!?
ん~納得いかないなぁ。(笑
個人的にトトロは猫とパンダの融合型だと思うんだけどね。
それとも子供にしか見えない幽霊か精霊か守護神?

帰りにタワーレコードに寄り、Mr.Childrenの「Split the Difference」を買った♪
後でじっくり観よう。
映画館で見逃した分、楽しみだなぁ!

少し観たけど、緻密なレコーディング風景、ライブの準備とプレゼン、メンバーやスタッフの素顔を垣間見れたのが良かった。
僕らは舞台裏の苦労などは分からないから、こうやってドキュメンタリーで見ることができるのは幸せだ。

でも昨日から風邪をこじらせてしまったので、ずっとベッドで寝ています。
繁華街に行っただけで体調を崩すとは。
急に寒くなってきたからかな?
一年ぶりの風邪だからしんどいなぁ。

そして久々に作詩してみました♪
今回は短編です。
やっぱり短く表現するのは難しいね。。

「昨日より今日」

病という不条理のせいで
昨日まで出来たことが今日からは出来なくなった
でも昨日よりも今日のほうが人生というものが分かる
それを苦しみが教えてくれた

「涙」

傷付いて流した悲しみの涙で
泥水の中でも気高く凛と輝いている
蓮のような花を咲かせよう
どんなに苦しいときでも
生きる意味を見出すことができれば 
絶望は希望へと変わるのだから

「心豊かな人」

心の豊かな人は
他人から見れば不幸だと感じることのなかに
幸福を見出すことができる
さぁ困難をひとつずつ乗り越えて
心を豊かにしていこう

「耐え忍ぶ」

寂しい 寂しい
でもいつの間にか忘れてる

苦しい 苦しい
でも時間が流れると受け入れている

だから希望の光を目にするまで
耐え忍んでいこう
きっとその先に新たな自分が見えるはずさ
自分で限界を決めてはいけないよ

「幸せ」

もし形あるものを持っていることで満足しているなら
それは泡沫の幸せだ

もし形ないものに価値を見つけることができるなら
それはいつまでも残る幸せだ

たとえ君と別れる日が訪れたとしても
愛した記憶はずっと消えないよ